確かに、中国の脅威が近年増大していることは否定できませんが、それも、インドにとっては、ベトナムや台湾のように差し迫った、また、国の存亡に関するような脅威ではありません。
ヒルマンが例として挙げている、インドの国連における中立的態度などは、大した問題ではないと考えるべきです。
インドは、民主主義の価値観が極めて深く浸透している国の一つです。したがって、長期的に米印間の友好協力関係を進めて、相互の信頼関係を増していくのが王道でしょう。
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