世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2026/06/17 岡崎研究所米国との交渉でイランが強気の姿勢を崩さないのは、戦闘能力を維持しているからであり、その最重要の要素の一つがロシアによる協力だ。ロシアが戦略的な意図をもってウクライナ戦争との「ハブ」となって深く関わろうとしている。
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2026/06/16 岡崎研究所ロシアと米国がそれぞれウクライナとイランで始めた戦争は地政学的自害の研究事例になる。最終的な勝者として浮上しているのは中堅国家で、ドローン等の登場により抑止力の中味身としての通常戦力、しかも実戦力の重要性が増している。
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2026/06/15 岡崎研究所中国は、北朝鮮の核問題を中朝関係の妨げにしていないのかもしれない。習主席の訪朝は、北朝鮮を中国の戦略的緩衝地帯に再び組み込むことを意味する。米日韓の安全保障協力が深化し、日中関係が悪化している現在、北朝鮮の戦略的価値は高まっている。
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2026/06/12 岡崎研究所トランプ大統領は、台湾への武器売却は中国との交渉において「非常に良い交渉材料になる」と述べた。ホワイトハウスは武器売却を交渉の梃子にするべきではない。
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2026/06/11 岡崎研究所第10代事務総長を選出する手続きが始まっているが、これは国連の「不在」が顕著な時期と重なっている。最善の候補者達が競い合うよう促すべきで、候補者は大胆な提案をすべきだ。
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2026/06/10 岡崎研究所インドネシアは過去四半世紀、素晴らしい発展を遂げてきた。現実的政権の元、収入は倍増し、民主主義は定着したのだが、現在のプラボウォ大統領がイエスマンに囲まれ間違った経済政策を進め危険に晒している。
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2026/06/09 岡崎研究所トランプは、5月に入り、キューバに対し石油封鎖に留まらず、多層的な圧力を急速に強化した。指導者ラウル・カストロを殺人罪で起訴し、ベネズエラのマドゥーロ政権のように屈服させようと圧力をかけているが、両国の状況には違いがある。
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2026/06/08 岡崎研究所イランやウクライナの戦争、台湾情勢は、規模が大きく経済レベルが高い大国が依存関係を梃に、それよりも小さく貧しい国に翻弄されている。「非対称の時代」と呼べる。こうした現象は過去にもあったが、新たな3つの側面が見えてくる。
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2026/06/05 岡崎研究所米国がウクライナ停戦協議に関心を失う中、EUがロシアとの停戦協議を準備している。遅きに失した感があるが、不可避的動きだろう。
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2026/06/04 岡崎研究所米中首脳会談で、習近平は米国が中国の台湾政策に干渉するべきではないと警告した。中国が台湾に武力行使した際の米国の戦略的曖昧性を、トランプが短期的利益の交渉材料と考えているとすれば、重大な問題となる。
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2026/06/03 岡崎研究所占領地奪還のための消耗戦からロシア領内への戦略打撃によって経戦能力を削ぐウクライナの戦略が奏功し始めている。プーチンは明らかに動揺しているが、和平に向けて動くのではなく、一層の強硬姿勢で臨む可能性も高い。
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2026/06/02 岡崎研究所イラン戦争における隠れた敗者は、湾岸諸国であることは間違いない。サウジアラビアが戦争後もイランが脅威であるとして相互不可侵条約を検討しているが、イスラエルの扱いとUAEが参加するどうかという問題もある。
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2026/06/01 岡崎研究所プーチンもトランプも戦争を始めたものの、当初の予想と違って勝つことが出来ず、両者とも抜け出そうともがいているが、進展は見られない。プーチンもトランプも恥をかいているのみならず、今後、政治的に苦境に立たされる可能性がある。
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2026/05/29 岡崎研究所米国内では、北朝鮮の核問題に対する従来の戦略はすでに行き詰まっているとの指摘が出ている。北朝鮮との軍備管理交渉に入ることを提唱されており、それは日本にとって深刻な問題を抱えることになり得る。
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2026/05/28 岡崎研究所米中競争は構造的なものであり、選択の問題ではない。競争を管理する場が必要であり、それを実現する場としてのASEANの役割が重要で、実現には2つの課題がある。
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2026/05/27 岡崎研究所混沌とした国際情勢を前に、ミドル・パワーが集団的行動を取ることに期待が高まっている。しかし、米国のイラン攻撃に各国の連帯はなく、米中両国が支配する世界秩序に大きな影響を与えるには限界も見えている。
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2026/05/26 岡崎研究所「力こそ正義」の原則に立つトランプの登場は一見、プーチンにとって好都合に見えるかもしれないが、国際システムの解体はロシアを弱体化させる可能性もある。プーチンの国内的な地位も質的な変化が起きている。
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2026/05/25 岡崎研究所自律型AIの画期的サイバー攻撃能力は、米中が共同対処すべき共通の敵となりつつある。共同対処を決められれば、ソ連に対処し米中協力を実現したニクソン・毛会談のように歴史に残るものとなるが、実現にはいくつかの壁がある。
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2026/05/22 岡崎研究所ドイツのピストリウス国防大臣が第二次世界大戦後初の軍事戦略を発表した。軍国主義と見られることを避けてきたが、NATO防衛のため「特別の責任」を有するとしている。防衛における欧州の米国離れがあり、日本とともに敗戦国が防衛に乗りだした形となる。
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2026/05/21 岡崎研究所ほぼ10年間静かにしていた中国が南シナ海で人工島の造成に乗り出した。場所はパラセル諸島のアンテロープ礁である。既に面積は1490haを超えており、南シナ海最大の人工島になるとみられている。なぜ、その場所で再開したのか。
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