世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2026/03/27 岡崎研究所フランスのマクロン大統領が、フランスの核戦力による保護の対象を欧州の同盟国に広げるための討議を進めるとの宣言から1年が経過し、輪郭が見えてき。マクロン演説の原文に即して四つの注目点から見ていきたい。
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2026/03/26 岡崎研究所イランが湾岸諸国に圧力をかけ、世界的な経済危機を引き起こすことを狙い地域全体に報復攻撃を拡大したのは、トランプ政権を驚かせた。米国は、戦争継続か停戦かの岐路にあり、揺れ動く発信のトランプは、不必要に緊張を煽るべきではない。
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2026/03/25 岡崎研究所米国とイスラエルによるイラン攻撃に対し、各国とも如何なる立場を取るかに苦心したであろうことは想像に難くないが、英国は少々複雑な立場を選択した。湾岸諸国を守る努力は、結果として米国とイスラエルを支援する効果を持つ可能性がある。
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2026/03/24 岡崎研究所米国はイランの革命体制崩壊を目指しているが、空爆だけではこの体制は崩壊させられない。イランのガソリン高騰戦略も国内治安体制崩壊戦略も時間が掛かり、衝突は数週間ではなく数カ月単位で続くと考えられる。
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2026/03/23 岡崎研究所イランによるドローン等による攻撃に対し、中東諸国のみならず米国も、ドローン技術の専門性を磨いてきたウクライナに協力を求めている。わが国にとっても有益と考えられる部分も多い。
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2026/03/20 岡崎研究所メキシコ政権は、2大麻薬カルテルの1つCJNGの首領エル・メンチョを排除した。これに対しCJNGは20の州で250件の道路封鎖や車両放火を行い、国家警備隊員等25人を殺害し、大きな衝撃を与えた。
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2026/03/19 岡崎研究所戦争開始から 4 年、プーチンは二重に失敗した。ウクライナでは東部のドンバス地方さえ征服できず、また、妨害と破壊工作で欧州を威圧しようとしてかえって反撃を受けている。
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2026/03/18 岡崎研究所今や、米国政府の公的資金と外交政策は、MAGAの世界観の拡散、欧州の右傾ポピュリストへの接近、そして欧州連合(EU)のテクノロジー規制への対抗に振り向けられている。それは、民主主義の毀損へとつながる。
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2026/03/17 岡崎研究所中国の核実験疑惑を踏まえ、米国としても核実験を再開すべきだと論ずる声が出ている。共和党、民主党の相違、対立が激しかった問題の一つであるが、核実験のタブーを米国が自ら壊すことは、米国にとってプラスになるとは思えない。
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2026/03/16 岡崎研究所21世紀の戦争は「ネットワーク中心の戦争」と言われる。そしてこの戦い方は、民主主義国家とそこに育成される文化が重要な推進力となるのであり、独裁や権威主義国家の体制とその文化には基本的な制約がある。
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2026/03/13 岡崎研究所最高裁がトランプ関税について違憲との判決を下した。トランプが新たな関税措置を取ることで対応しようとし、すでに徴収された関税の還付もなされる。この決定が及ぼす内外の影響は多岐に及ぶ。
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2026/03/12 岡崎研究所日本では、新STARTの失効について軍拡競争に繋がることを懸念する論調が多いが、そうした意見は米国の安全保障コミュニティの議論の中心軸からずれている。中露の状況に鑑み、米国としても核増強に踏み切るべきという見解を多数説となっている。
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2026/03/11 岡崎研究所台湾の頼清徳総統は、AFP通信のインタビューに「中国が台湾を併合すれば、次に脅かされるのは、日本やフィリピンなどのインド太平洋諸国だろう」と述べた。いつでも中国の侵略を抑止できる力を持つ必要があると強調している。
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2026/03/10 岡崎研究所勢力圏の概念が国際政治に復活してきている。この国際関係モデルはトランプ大統領の考えと一致している。勢力圏による棲み分けが進むとすれば東アジアはどう扱われるのだろうか。
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2026/03/09 岡崎研究所パナマ最高裁が中国系企業にパナマ運河港湾管理運営権を与えた契約を憲法違反とする判決を下した。トランプ政権による成果との見方もあるが、中国は強く反発する。大国間の利害のはざまで翻弄される状況は続く。
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2026/03/06 岡崎研究所タイの国会選挙で保守派の「タイの誇り党」が圧勝した。これはカンボジアとの国境紛争で愛国心が高揚し、かつ、国民が安定と景気回復を政治改革よりも優先した結果であり、政治改革を諦めた訳ではない。
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2026/03/05 岡崎研究所中国はレアアースの世界生産の70%を占め大きな力を発揮している状況を打開すべく、米国は、同盟国やパートナー国に働きかけて、54の国と地域が参加する「重要鉱物閣僚会議」を開催した。トランプ政権にしては珍しい多国間アプローチは注目に値する。
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2026/03/04 岡崎研究所ミュンヘン安全保障会議におけるルビオ国務長官の演説は昨年のバンス副大統領の演説とは打って変わって欧州には穏やかに聞こえる演説だったが、糖衣をまとったMAGAだった。「ルールに基づく秩序」は厳しい脅威の下にある。
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2026/03/03 岡崎研究所ロシアは、①戦闘における費用対効果の低さ、②ロシア経済の構造的脆弱性、③ロシアにとっての国際環境の悪化、という三つの分野において深刻な問題に直面している。この実情は強硬な交渉を進める戦略的好機と言える。
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2026/03/02 岡崎研究所衆議院総選挙で自民党が大勝しても、習近平の「高市を潰せ。日中経済関係は維持せよ」との指示は変わらない。中国の圧力への高市の抵抗は中規模国が大国の圧力から身をかわす際に参考になる。
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