「すみちゃんカレー」と、小鉢のヨーグルトを選んでいた。「本当はうどんが好きなんですが、好きなものばかり食べていたらダメなので。30歳を過ぎてから特に気をつけるようになりました。ヨーグルトも好きなわけではないけれど、健康のために」と笑う。
墨田区の企業として、そしてオーラルケア商品の開発を行う企業としての想いがあらわれた社食だった
昨年10月後半には、「噛ミング30」についてのアンケートを実施。「よく噛むことへの意識変化があった」「少しあった」と答えた社員は全体の70%以上に上った。「噛ミング30」メニューについて、ほかのメニューとの違いを知っているかという質問には、20%が「ほとんど知っている」、63%が「なんとなく知っている」と回答。会社での取り組みは徐々に浸透しているようだ。
「社食を通じて社員の健康をサポートしたいという気持ちは強い」と飯塚さん。
今後も「噛ミング30」の定期的なイベント開催などを実施していきたいという。墨田区にある企業としての「すみちゃんカレー」。そして、オーラルケア商品の開発を行う企業としての「噛ミング30」。企業の特色を、ひときわ強く感じる社食だった。
(記事内写真:すべて編集部撮影)
■「WEDGE Infinity」のメルマガを受け取る(=isMedia会員登録)
「最新記事」や「編集部のおすすめ記事」等、旬な情報をお届けいたします。