ショーゼン ポイントは、17「音」字だということ。川柳は17「字」ではないから気をつけて。
えらいなあロールキャベツの爪楊枝 昌善
のぞみ 「ロールキャベツ」は文字数は7つだけど、音は6つですよね。「ろ、お、る、きゃ、べ、つ」。
こだま 撥音(「ん」)、促音(小さい「つ」)も1音よ。
音速のシューマッハさえひるむ恋 こだま
のぞみ こだまさんたら音速で1句ひねったわね!!
ショーゼン さすがこだまさんは、分かってますね。軽くおさらいしましょうか。
長音(伸ばす「-」) → 1音で数える。「ロール」なら3音。
拗音(小さい「やゆよ」を含む文字) → 1音で数える。「キャベツ」なら3音
撥音(「ん」) → 1音で数える。「音速」なら4音
促音(小さい「つ」) → 1音で数える。「シューマッハ」なら5音。
とっても簡単なものばかりでしょう? ルールのなかでグッとくる川柳をひねる。おとなの楽しみが広がりますよ。