2024年11月22日(金)

あなたが知らない街のNews みんなの経済新聞

2013年4月12日

悪に立ち向かうゲロッピィの勇姿。ヒーローコンセプトは「ゆるキャラというより、犯罪をゆるさないキャラ」。弱点は「暑さ」と「寒さ」。夏場は5分くらいしか戦えず、冬場も5分くらいしか戦えない

 下呂署員は「ゲロッピィを陰ながら励まし続けた男性警官が10月末をもって他署へ転属となってしまったことが直接の原因では」と話す。

 「最大の理解者」である男性警官は現在、岐阜県美濃地方で勤務。「これまで仲間と共に自分たちの給料をやりくりして装備品開発に携わったり、非番や休日にボランティアで彼らの活動を支えたりしてきた。ゲロッピィの今後が少し気掛かり。チャンスがあれば下呂署まで励ましに行きたい…」と話す。

 残された兄たちは「ゲロッピィがペッタンコになって落ち込んだ日もあったが、子どもたちの夢や希望、地域の安全を守るため立ち上がらねばならない。岐阜県警では毎年春と夏に警察官を募集しているし、再び3兄弟が正義の力を合わせて悪に立ち向かう日が来ることを信じている。その時まで、下呂署管内の平和と安全は俺たちが守り続ける」と力を込める。

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 ゲロッピィはどうなってしまうのか…。まだ続報が届いていないこともあり、ファンならずとも心配になりますね。

 みん経はもちろん事実を伝えるメディアですが、時にはこんな風に、ご当地キャラのストーリーに「乗っかった」記事を配信することもあります。この記事はネット上でかなり話題になり、約1,400回リツイートされ、Facebookの「いいね!」も同じぐらい押されています。ゲロッピィの「中の人」を務めていた男性警官が異動になってしまった…と伝えるのがストレートですが、「ゲロッピィが抜け殻のようになってしまった…」と伝えることで、これまでゲロッピィにそれほど興味がなかった人にも興味を持ってもらえたかも知れません。

ファンを「お姫様抱っこ」する
練馬のご当地ヒーロー、ネクロマン

 ウィットに富んだ記事を詳細に解説するのも野暮ですので、次の記事をご紹介しましょう。


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