2022年8月18日(木)

BBC News

2022年7月29日

»著者プロフィール

ウクライナ各地で28日、ロシアによる攻撃があり、多数が死傷した。こうしたなか、ウクライナは南部ヘルソン州の奪還に向けた動きを強めている。

中部キロヴォフラード州の州都クロピウニツキーでは、午後零時20分ごろ、ロシアのミサイル2発の攻撃があり、5人が死亡、26人が負傷した。アンドリイ・ライコヴィチ知事が記者会見で明らかにした。

ミサイルは地元の航空学校の格納庫を直撃。負傷者の生命に別状はないという。

東部ドネツク州バフムトでは、ロシアの砲撃で少なくとも3人が死亡、3人が負傷した。パウロ・キリレンコ知事が明らかにした。住宅12棟が損壊したという。

首都キーウの北約10キロのリウティッシュにある軍基地には、ロシアのミサイル「カリブル」6発が撃ち込まれ、15人が負傷した。発表したウクライナ軍高官オレクシイ・フロモフ氏は、死者の有無は明らかにしなかった。

<関連記事>


このほか、中東部ドニプロペトロウシク州では、ロシアの砲撃で1人が死亡、2人が負傷したと、現地当局が発表した。

また、南部ミコライウ州の州都ミコライウでは、ロシアの「大規模」なミサイル攻撃により学校が破壊され、1人が負傷したと、ヴィタリー・キム知事が明らかにした。

ウクライナはヘルソン奪還狙う

南部ヘルソン州では、ウクライナがロシア軍の孤立化を画策している。

ウクライナは、州都ヘルソンに入るうえで重要なアントニフスキー橋を、米供給の長距離ロケット弾で破壊。これにより、ロシアは同橋を使った兵器や物資の運搬ができなくなっている。

現地で撮影されたとされる写真からは、ロシア軍が破壊された橋の近くに浮きを並べ、ドニプロ川を渡ろうとしている様子がうかがえる。

英国防当局はヘルソン市について、「他の占領地から実質的に切り離されている」との見方を示した。

ただウクライナ軍は、ロシアがヘルソン州を維持するため、再び東部から同州に部隊を送り込んでいると警告している。

ヘルソン市は、ロシアがウクライナで占領している唯一の州都。ロシアにとっては、2014年に併合した南部クリミア半島への陸上回廊をつくるうえでの要衝となっている。

(英語記事 Russia hits Kyiv area as Ukraine troops eye south

提供元:https://www.bbc.com/japanese/62343174

関連記事

新着記事

»もっと見る