2022年8月13日(土)

「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2013年11月7日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 息子の電話の様子がどうもヘン。

 「どうしたんだ?」と電話の後に聞くと、息子はことの内容を吐露しました。

「おまえは行くのか?」と私。
「行かない」と息子。
「ほかの友だちはどうすんだ」と私。
「いや、行くみたい」と息子。

 「ばかやろう、おまえの友だちなのにどうすんだ!」と、私は思わず怒鳴ってしまいました。

「じゃあ、お父さん行くから。友だちはどこにいるんだ?」
「たぶん、○○の公衆電話だと思う」

 私はすぐに自転車で出かけました。

動きだしたお父さんたち

 すると、夏の暑い夜だったことから秋津コミュニティ仲間のAお父さん家族が夕涼みをしていました。

 Aさんはのちに秋津小学校のPTA会長をつとめ、当時は息子たちが通う習志野市立第七中学校の青少年健全育成連絡協議会の副会長でした。

 「岸さんどうしたの?」とAさん。

 私はこれこれしかじかと説明しました。

 すると「わかった。俺も行く!」とAさんは自転車を用意し、つれあいさんに「BさんとCさんに電話してくれ!」といい残し、Aさんと私とが自転車隊になって、めぼしき公衆電話を探しながらまわりました。

習志野市立第七中学校フェスティバルでお餅つきを後輩の小学生に手ほどきする先輩中学生

 しかし、チューボーの行動範囲は予想以上に広く、1時間ぐらいまわったけれども現場は見つかりません。

 しかたなく家に戻ると、息子がせいせいした顔をしていました。

 「友だちから電話があって、お父さんたちが動きだしたことに先輩が気づき、『おまえら、もういいから帰れ』と帰された」とのこと。

 結局、カツアゲは未遂におわりました。

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