ウィレ・デイヴィス中東特派員(エルサレム)、アレックス・フィリップス記者、アダム・ダービン記者(ロンドン)
イスラエル国防軍(IDF)は13日、イスラエル北部の軍基地へドローン(無人機)攻撃があり、兵士4人が殺害され、60人以上が負傷したと発表した。
IDFによると、ハイファの南方にあるビンヤミナ町に近い基地が攻撃された。負傷者の中には重傷者7人が含まれるという。
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、攻撃は自分たちによるものだと発表。テルアヴィヴとハイファの間で活動するIDFゴラニ旅団の訓練施設を、標的にしたと説明した。
ヒズボラの広報部は、イスラエル軍が10日にレバノン南部と首都ベイルートを攻撃したことへの報復だとして、「ドローンの大群」を使用したと述べた。
イスラエル救急サービス(MDA)は、61人が負傷し、そのうち3人が重傷、18人が中程度、31人が軽傷だとしている。37人が周辺の病院に搬送されたという。
MDA発表の後にIDFが公表した重傷者の人数が、なぜ異なるのかは明らかになっていない。
(英語記事 Drone attack kills four Israeli soldiers and injures more than 60)