2025年1月6日(月)

研究者と管理栄養士が考えた「最強の食事戦略」

2024年12月15日

器によって多く見えることも、少なく見えることも

 それでは、器のサイズと米飯量がどのように見えるか確認してみます(写真参照)。よそってある米飯量はすべて150g(運動しない場合の男性1食の目安)。すべて「小盛り」と表現できるのでしょうか。

 食事バランスガイド(下記図)では、食事量の単位を「SV(つ)」として、「小盛り」という表現を使っています。「SV」(サービング)は欧米で使われている単位。ところが欧米の器のサイズは日本ほどのバリエーションがありません。

 飯椀の標準のサイズはどのくらいなのでしょうか。そして「小盛り」と書いてある標準の「量」は何gなのでしょうか。

 栄養士の方々は、一人前の凡その量(g)を知っています。養成課程で学んでいるからです。しかし、私たちに示されたのは「カロリー」であり「SV(つ)」、「小盛り」といった表現です。


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