2024年11月21日(木)

研究者と管理栄養士が考えた「最強の食事戦略」

2024年11月4日

 ちまたには、健康づくりやダイエットに関する情報が氾濫しています。たとえば、特定の食材や食品であったり、健康食品やサプリメントに出会ったりします。これらは流行を繰り返してきましたが、それらで「真に健康になった人」は果たしているのでしょうか。
 筆者のひとり(堀口)は、たまたま両足を骨折して入院生活を送った3カ月間、栄養のバランスとエネルギー量(カロリー)が管理された食事をとり、3食しっかり食べていたにもかかわらず自然と体重が減りました。この食事を普段の食生活で再現しようと、管理栄養士(平川)に相談したことから、この「食事戦略」が生み出されました。本コラムではその考え方や実践法を紹介していきます。
*本記事は『最強の食事戦略』(著;堀口逸子・平川あずさ、監修:津金昌一郎、発行;ウェッジ)をもとに執筆されたものです。記事の内容と連動する書籍の該当箇所を最後に<参考>として紹介します。
(BongkarnThanyakij/gettyimages)

『栄養』の知識がなくても実践できる食事管理法

 「スタイルよく健康的な身体を手に入れたい」と、何度となくその思いを持ち、何度様々なダイエット法を試したことでしょう。

 見た目の良さと健康的な身体は必ずしも同じ意味ではありません。私たちの著書『最強の食事戦略』では、スタイルよくすなわち①体重のコントロールとしての食事の適切量、そして、②健康的な身体づくりのための栄養のバランスをとる食事についての管理法を紹介しています。この方法は、厚生労働省等が国民のために提示してきた資料に基づいたものです。栄養に関する知識がなくても「実践できる」ことを念頭においています。


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