2025年12月21日(日)

東海道新幹線クイズ

2025年4月27日

こたえ

こたえ:1編成あたりのパンタグラフの数

車両間に引き通された高圧ケーブル『東海道新幹線クイズ100より』

 0系は6基→8基(編成が12両から16両にのびたため)、100系は最初6基で、1989(平成元)年に登場した「グランドひかり」からは3基に減りました。300系も当初は3基でしたが1995(平成7)年以降、順次2基となり、500系以降は1編成2基となりました。

 パンタグラフの発する風切り音は騒音のもとになるので、できるだけ減らしたいのですが、電車には架線からパンタグラフを通して得る電気が大切なエネルギー源。そこで、パンタグラフを減らしながら各号車に電気を配るため、特別な高圧ケーブルを各号車に引き通しています。これによりパンタグラフ同士が電気的に結ばれ、たとえひとつが架線から離れたとしてももうひとつがつながっているため架線とパンタグラフの間で発生する放電現象(離線アーク)を大幅におさえられます。放電によるパシッという「アーク音」の解消にも役立ちました。

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