お父さんと子どもで手づくり
バス停のベンチを新しく
話は変わりますが、2月から工作クラブのお父さんたちと子どもたちとで手づくりしてきたまちなかのバス停用のベンチ3つは完成し、小学校卒業祝いと同じ日に子どもたちと一緒に3カ所のバス停に設置しました。
秋津のまちなかのバス停に以前設置した古いベンチと新築のベンチを交換する秋津っ子と工作クラブのお父さん。2015年4月25日
リヤカーに新築ベンチを積み、まちなかを通り、バス停ごとに設置の古いベンチと交換します。
新品のベンチを設置すると、子どもたちはわれ先に座るんです。
「このベンチ、かっこいいね!」とか、中学1年になったばかりの子なんかは「色がしぶいじゃん」とかいってます。
今回の仕上げの塗装は、前回の青色とおもむきを変え、木の防腐も兼ねたニスのようなステン仕上げなんですね。木材も贅沢にヒノキ材。というのも、工作教室にいつも手伝いにくる90歳の橋本昇おじいちゃんの卒寿のお祝いパーティを開いた際、橋本さんから10万円をいただいていたからなんです。
工作クラブの面々は、「有効に使いたいね」とのことからベンチの新築になりました。
お父さんたちもベンチの出来にまんざらでもなさそうで、「うん、良くできたよね」とか「ノミで削るのがちょっと大変だったけどね」とかといいあっています。
新年度に間に合い、なかには新社会人もいるでしょうし、バスを利用する秋津の人々もきっと気持ちよく座ってくれることと思います。
「学校から地域へ」第1弾に
ところで、バス停のベンチづくりは今回で3回目。
1回目はもう15年も前のことだから、だいたい5年ごとに新築してきたんです。
1回目にベンチをつくるようになったきっかけは、ある日の作業後の例によってのアレの会でのこと。