2024年12月22日(日)

WEDGE REPORT

2016年2月25日

 ウォーレン・バフェット氏(85)といえば「オマハの賢人」の異名を持つ、世界的に有名な投資家だ。「どケチ」「変人」とも言われるが、おそらくは米国で最も尊敬されている実業家の一人。

 バフェット氏が率いる投資会社、バークシャー・ハサウェイは毎年4月末に年次株主総会を開く。この総会、「投資家のウッドストック」とも呼ばれ、毎年数万人が一目バフェット氏を見、声を聞こうと集まる。バークシャー・ハサウェイの地元であるオマハ市にとっても観光の一大事業のひとつで、この時期はホテルは満員、レストランなどの周辺ビジネスも隆盛を迎える。

YAHOOのCEOマリッサ・メイヤー氏(iStock)

ウォーレン・バフェットとの昼食235万ドル

 バフェット氏がいかに神格化されているかは、毎年オークションが開かれる「ウォーレン・バフェットとの昼食」に現れている。落札者は最大で7人を引き連れてバフェット氏とニューヨークのスミス&ウォレンスキー・ステーキハウスで食事、歓談を楽しめる。このランチ、昨年は235万ドルで中国のダリアン・ゼウス・エンターテイメントのCEOが落札した。


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