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伊東忠太による特徴的なデザインのガラス戸が美しい。
晴れの日には一面のガラス戸から広縁に光が差し込む(Wedge以下同) 写真を拡大
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荻外荘の南側に位置する芝生広場の公園には近衛が暮らしていた時代の樹木も残っている
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館内に展示されたジオラマでは、当時の庭の様子を見ることができる。芝生の樹木は今に残るものもある
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西園寺公望が揮毫した扁額が当時の玄関があった場所に飾られている
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玄関の応接室は夜光貝の螺鈿が目を引くテーブルセットや龍の天井画など中国風の意匠でまとめられている
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天井が高く空間が広く感じる応接室。天井には龍の天井画が貼られ、床には龍の敷瓦が敷かれている。
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龍の敷瓦。一部に当時のものが残されている。
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「荻窪会談」が開催された客間の壁紙や家具の文様や色は当時の写真を分析し復原されている。館内に設置されたタブレットを室内にかざすと、拡張現実(AR)の技術によって当時の出席者が画面上に浮かび上がる
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亀とニシキエビの飾りが印象的な客間には当時としては珍しい冷暖房器具も備え付けられていた
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近衛が自決した書斎。近衛家の人々は「とのさまのへや」と呼んで大切にし、当時の姿を今にとどめている
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書斎の仏壇には近衛文麿が好んだ「黙」の字が刻まれている