「犯罪機会論」で読み解くあの事件
(iStock/BrianAJackson)
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2018/05/14 小宮信夫
新潟市で小学2年の女児が下校中に殺害され、遺体が線路上に遺棄された事件。今回も相変わらず、「人」にばかり注目し、やれ「不審者を探そう」だの「不審者情報を共有しよう」だのといった有害無益な提案が飛び交っている。
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「景色解読力」を高めるために
2018/03/23 小宮信夫子どもを狙った誘拐のほとんどは、だまされて連れ去られたケースである。したがって、子どもを被害者にしないために最も必要なのは、大声で叫んだり、走って逃げたりする練習ではなく、どうすればだまされないかを教え込むことである。
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知っているつもりが、実際は間違いだらけの防犯対策
2018/02/23 小宮信夫アメリカの作家マーク・トウェインは、「人がトラブルに巻き込まれるのは知らないからではない。知っていると思い込んでいるからである」と語ったが、防犯対策について、まさにそうしたことが起きている。人々は、犯罪について「知っている」と思い込んでい…
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2017/12/25 小宮信夫
年末年始に海外に出かける人にとって心配なのが、テロや盗難などの犯罪。いったん犯罪に巻き込まれたなら、せっかくの海外旅行が台無しになるだけでなく、帰国後の人生に対しても、被害体験がトラウマとなり、暗い影を落とすことになる。
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