Wedge OPINION
大きな曲がり角を迎えて制度疲労を抱えながら、方向性を見失ったままの日本。今こそ将来を見据えた、大局観のある真摯な議論が必要です。手練れの執筆陣による、タブーを恐れず時流におもねらない“OPINION”を、Wedge独自の視点で展開します(写真・Studio-Annika/gettyimages)。
-
2022/05/25 秋山信将
「核共有」をはじめ、安全保障問題への関心が急速に高まっている。だが、一足飛びに議論を急がず、国家防衛、日米同盟強化に向けた大きな〝絵〟を描くことが重要だ。
-
2022/05/24 吉富望
ロシアの暴挙に対し、ウクライナ人は自由や独立という「価値」を守るため命を賭して戦っている。日本人は戦争を「自分事」と捉え、守るべき「価値」を明確にして本気で備えるときだ。
-
2022/03/15 鶴岡路人
2月24日、戦争が始まった。事態はウクライナとロシアに限らず、日本や国際社会も当事者となった。欧州は劇的に安全保障戦略を転換し、制裁強化を主導している。その中で日本は何をすべきか。
-
2022/02/09 宮川眞喜雄
米中対立の先鋭化を背景に、国家を守る戦略活動と企業が進める商業活動との仕切りが氷解しつつある。通常国会での成立を目指す経済安全保障推進法案の重要性が増す中、そこに欠かせぬ視点を提言する。
-
2022/02/04 加茂具樹
40年ぶりに歴史決議を採択し、毛沢東や鄧小平と肩を並べた習近平。迎えた2022年は日中双方にとり重要な年だ。日本は今後、中国とどう向き合うべきか。
-
2022/01/28 和田大樹
国際的な外交の方向性は、対テロ戦争から幕引きを図り、大国間競争への一本化が進むことになろう。日本の海外進出企業の間でも米中対立から波及する地政学リスクへの懸念、関心が強まる。ただ、国際テロの構図は未だに世界に残っている。
-
2022/01/22 長尾 賢
2020年春の衝突以降、印中国境では両軍15万人の兵士や最新兵器が展開し、にらみ合っている。日本がインドとの協調を目指すならば、ほぼ戦時下にあるインドの実情を理解しなければならない。
-
2021/12/22 秋元諭宏
米中間選挙の〝前哨戦〟と称されたバージニア州知事選で厳しい結果を突き付けられたバイデン政権。米国内が混沌とした今だからこそ、同盟国・日本の果たす役割が問われる。
|
|