世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2017/11/16 岡崎研究所現在に至るまで争いの地とされてきたキルクークは、イラク軍の奪取によりクルドの手から落ちた。クルド独立への制裁と豊富な石油資源が目的と思われる今回の侵攻だが、仲裁をかける米国と隣国・イラクの関係悪化も影響し中東は先行きの見えない途上にある。
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2017/11/14 岡崎研究所いまだ火種の消えない欧州のポピュリズムは、富と機会の分配が不公平な今日において諦念を抱く人々へ希望の代わりに怒りを喧伝することで台頭してきた。
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2017/11/13 岡崎研究所かつて蒋介石と言えば中国の共産党と台湾の国民党の対立当事者であり中国での評判はよろしくなかったが、実は彼は『中台統一』の思想を持っていたと再評価されている。現実的に統一を目指す中国の戦略と見られるが……
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2017/11/10 岡崎研究所蔡英文台湾総統は10月の演説で台湾の防衛力強化・善意に基づく中台両岸関係の推進等を宣言し台湾の自由と民主主義を主張したが、中国が翌日出した声明は「一つの中国の原則」、「反台独」という強硬な姿勢だった。
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2017/11/09 岡崎研究所イラク・クルドの独立の是非を問う住民投票に周辺諸国に住むクルド人が刺激を受け祝賀ムードが漂っている。クルド人を含む他民族国家のイランや、独立に賛成を示すイスラエル、石油輸出制裁を脅すトルコなど現在の中東で独立は茨の道だ。
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2017/11/08 岡崎研究所故金日成と枠組み合意を結んだカーター元大統領が北朝鮮との話し合いに向け使節団の派遣を提案しているが、現実、北朝鮮は米国本土を核攻撃可能なレベルになるまで開発を続けると思われる。
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2017/11/07 岡崎研究所大学生のうち過半数を女性が占める一方で労働人口では女性は15%しかないサウジで、女性の運転が解禁となった。サウジの若者の求めているものとは……
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2017/11/06 岡崎研究所マクロンが描くEUの将来像は「統合の深化したEUであるが、同時にグローバリゼーションの不公正な側面を含む外部の脅威から守られたEU」である。こういったビジョンを描くことでポピュリズムに流れやすい層との間に一定の折り合いをつける意図があるの…
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2017/11/03 岡崎研究所Brexit強硬派の英外相・ボリス・ジョンソンがメイ首相の政策に反旗を翻し、閣内での亀裂を深めている。ジョンソンが語った4条件はメイのフィレンツェ演説とは相容れず、ジョンソンを罷免するか、自らの辞任か、Brexit交渉で揺れる英国は泥舟状…
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2017/11/02 岡崎研究所米国のシンクタンクのアジア研究部長が、対北封じ込め・抑止論について、統一論がベターとの見解を示した。統一後の主導権等、解決の鍵を握る中国の動向も見えない本主張より、制裁で追い込まれた北朝鮮の状況をうかがった方が妥当だ。
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2017/11/01 岡崎研究所近年発達著しいドローン等の自動運転の無人飛行体について、米国のテロセンター長が第一の課題と発言している。テロへの使用が想定されており、オリンピックが開催される日本でも何らかの規制が求められている。
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2017/10/30 岡崎研究所200年の中立を守るスウェーデンが、ロシアの脅威からNATO加盟も検討しているのではないかと言われる。加盟を阻止したいプーチンは軍事演習で圧力をかけるが……
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2017/10/27 岡崎研究所トランプ、カチンスキー、オルバンの奇怪な枢軸が「今やリベラルな秩序を損ない異なる価値体系を持ち込むための整然とし決然とした努力」を行っているというのは大袈裟かもしれない。しかし、欧州に身を置くと、不気味なのだろう。
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2017/10/26 岡崎研究所NAFTA再交渉の必要を論じたロス米商務長官は、NAFTA内での米国製部品の使用率上昇・原産地規制強化での国内雇用促進を提言している。日系企業にも影響がでる内容であり、サプライ・チェーンの変化・障害を起こす可能性がある。
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2017/10/25 岡崎研究所「ビジョン2030」や女性の自動車運転解禁が話題のサウジアラビアだが、一方僧侶・活動家・ジャーナリストが投獄されたり公開処刑が実施されるなど内政はまだ中世的側面を残しており、近代国家としての歩みは急激には進まない。
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2017/10/24 岡崎研究所中国の市場アクセス改善を主張するEUと、経済のグローバル化・対外開放の意欲を見せる中国。双方の希望は合致しているにもかかわらず中国内では改革の遅れが生じ、状況は進展していない。
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旧体制に挑むのはまともな民主主義ではなくポピュリズム
2017/10/23 岡崎研究所定期的に選挙が行われても、固定した支配層が深刻な貧困と不平等の上に君臨する事情は、フィリピンでもタイでも同じ。時として支配層に対する怒りに火をつけて政権を奪取するポピュリストが現れても、この事情は変わらない。
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2017/10/20 岡崎研究所多国間の協力、国連などに否定的な態度を取ってきたトランプ大統領が、過剰なレトリックを除けば非常にまともな国連演説をしたとWP紙コラムニストが述べている。北朝鮮やイラン等の問題解決の場として、米国も国連改革に関与していく姿勢が求められている。
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