戦災樹木を巡る旅
終戦から80年。戦争体験者が減りゆく日本で、“最後の生き証人”として戦争の痕跡を生々しく伝える存在は、意外にも身近にある。「戦災樹木」だ。戦火を生き延び、私たちの傍で静かに語りかけてきた戦災樹木――。各地を訪ねながら私たちが未来に伝えていかなければならないことを考える。
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第4回 科学の目でみた戦災樹木─研究者に聞く(後編)
2025/09/11 堀川晃菜戦争の爪痕を現代にも伝える〝生きた遺産〟でもある「戦災樹木」。樹木の内部状態を把握することは、適切な維持管理のために重要だ。
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第3回 麻布山善福寺「逆さイチョウ」(東京・港区)
2025/07/19 堀川晃菜大都会に深く根差すその木は、この世の希望も絶望も、全て包含しているかのようだった──。推定樹齢750年の巨木は80年前「戦災樹木」となった。折しも日米関係の礎が築かれた寺で、木は何を見たのか。時代の番人として生き続ける「逆さイチョウ」を紹…
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第2回 戦災樹木は何を語るのか─研究者に聞く(前編)
2025/06/17 堀川晃菜戦争体験者が減りゆく日本で“最後の生き証人”として戦争の痕跡を生々しく伝える戦災樹木。しかし、その存在はあまり知られていない。なぜ物言わぬ樹木が“語り部”となり得るのか。『甦る戦災樹木 大空襲・原爆の惨禍を伝える最後の証人』(さくら舎)の…
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第1回 長岡空襲を生き抜いた桜(新潟県)
2025/05/17 堀川晃菜終戦から80年。戦争体験者が減りゆく日本で、“最後の生き証人”として戦争の痕跡を生々しく伝える存在は、意外にも身近にある。「戦災樹木」だ。新潟県長岡市に「戦災を生き抜いた桜」があると聞き、現地を訪れた。
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