伝統的な城崎温泉で化学反応を起こした「触媒」

志賀直哉ゆかりの温泉街で、お荷物施設を国際的なアーティスト・イン・レジデンスに変え、さらに新しい「文学のまち」にしたのは、ある男のおせっかいからだった。

アジアへ拡大するISテロ、日本は狙われているのか

7月１日、バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ。中東で勢いを失いつつあるISは、昨今テロの範囲をアジアへ拡大させており、日本も対岸の火事と見てはいられない。

南シナ海に迫る「キューバ危機」、試される安保法制

2012年に中国がフィリピンから実効支配を奪ったスカボロー礁。ついに今夏から戦略的埋め立てか開始されるようだ。日本が集団的自衛権を行使する時がくるのか。

英国のEU離脱が世界の温暖化 エネルギー政策…

英国のEU離脱は、英国の温暖化・エネルギー政策、さらに世界の温暖化・エネルギーにどのような影響が生じるのか？

比新大統領就任、南シナ海は「中国の湖」となって…

米比同盟は不透明、日本の役割は大きい

現状の否定を掲げるドゥテルテ大統領の下で、フィリピンの対外政策も大きく変わる可能性がある。地域安全保障の観点からは、南シナ海問題にどのよう対処するかに注目が集まっている。

サウジの名門建設会社 油化下落で7万人超を解雇

サウジ有数の名門企業が7万超もの外国人労働者に加え、1万人超のサウジ人従業員の解雇計画を検討中と伝えられるが、サウジ企業が自国民の解雇を行うのは異例のことだ。

「民藝」にも「有機農業」にもコアはない？

独立して働くということ（3）
左藤玲朗（ガラス作家）×久松達央（農家）

「どこの世界にもコアのはっきりしない思想があって、しかも原理主義者もいるんだな、と。僕は有機農業にはコアがあるんだと思っていたんですけど、実はそうじゃないんだというのがわかりました」

続けていくためには変えなければならない

独立して働くということ（2）
左藤玲朗（ガラス作家）×久松達央（農家）

人間関係のメンテナンスができなくて辞めた人、腕が良くても飽きちゃって辞めた人……。「続ける」ことの難しさとは。

ロンドン市長にイスラム教徒初選出 その意外な理由

米国ではトランプが快進撃を続け、フィリピンでも過激な発言で物議を醸すドゥテルテが大統領に。他方のロンドンでは初のイスラム教徒の市長が誕生したが、その背景とは。

同業者に褒められようと思うな

独立して働くということ（1）
左藤玲朗（ガラス作家）×久松達央（農家）

作ること、売ること、続けていくこと――。ガラス作家と農家、業種は違えども共鳴する部分が多い二人が、「独立して生きる」ことの喜びと苦悩について語り合う。

フィリピンの“トランプ”が次期大統領に 与党か…

フィリピンの両院合同委員会は５月31日、次期16代大統領にロドリゴ・ドゥテルテ氏を選出。しかし、フィリピンの“トランプ”と揶揄される氏の発言は物議を醸している。

トランプ似の前ロンドン市長もトランプも 温暖…

トランプを嫌うジョンソンも、気候変動、温暖化問題については、トランプと同じ立場だ。EU離脱を主張している有力政治家の大半は温暖化懐疑論の立場と報道されている。

「魔の川」を渡り「死の谷」を越えて 「ダーウィ…

日本企業がイノベーションを取り戻す方法

日本企業がイノベーションを取り戻すには、まず「企業と従業員の長期的な信頼関係」を基軸にした経営を取り戻す必要がある。

中国海軍による尖閣接続水域航行 ロシア海軍を…

東シナ海での危機管理メカニズムが急務

中国海軍の艦船が尖閣諸島周辺の接続水域を初めて航行し、東シナ海における日中間の緊張が再び高まっている。中国海軍の動きを分析し、今後の東シナ海情勢の見通しを考えてみたい。

“違法を続けた方が得”から脱却？ 変わる中国環…

2015年元旦から施行された中国の新環境保護法は、違法行為に対して強制措置を伴うものであり、実効性が期待されていたが、中国は実際に変わったのだろうか。

自立の精神を取り戻す　石徹白の小水力発電

過疎化が進み、元気がなくなっていく集落。食い止めるべく豊富な農業用水を使った発電所を設け、売電の利益で地域活性化を行ったところ、移住者も増えてきた。

金に絡んだ不正や犯罪が急増しているワケ

贈収賄・マネーロンダリング・テロ資金供与

当局による捜査の結果明るみに出ているケースが毎年増えている。背景にはガバナンス・リスク・コンプライアンス分野における3つの潮流がある。

イノベーションではなく 不正を生むようになった…

イノベーションを死滅させてしまった土台をそのままにして、上物だけを変えてもイノベーションを生み出すことはできない。

オバマの広島訪問は 日米それぞれの外交に何をも…

G7サミットへの関心は薄れる？

オバマ大統領のベトナム訪問と広島訪問の間に挟まれたG7サミットにほとんど関心が向けられないままこの会合が終わってしまう可能性が今のままだと非常に高い。

マイナス金利の効果 具体的に何を、いつ頃期待す…

マイナス金利政策が導入されて約3カ月、今後、具体的に何を、いつ頃期待すればよいのだろうか?