もうひとつの沖縄問題 公共事業依存のまち

WEDGE12月号特集

これまで沖縄には10兆円規模の予算が投下されてきた。しかし、公共事業に依存し経済の自立への道筋を描けないままとなっている。

TPPだけじゃない 米先物市場にも大反対　農…

再開した米先物取引に対して、猛反対する農協組織。日本はいつまで農業関係者の居場所づくりのために問題が創作されるのだろうか。

円高を活かせない日本の金融業 スイスに習う債…

資源に乏しく、国民の勤勉さで工業化を成し遂げてきたスイスと日本だが、通貨高の中でその違いが「金融業」において鮮明になった。

被害額6兆円で 震災復興予算が23兆円のなぜ

震災の復興計画から見えてくる、コスト感覚のなさ。被害額の4倍もの復興予算は、どう試算されたのか。

『TPP参加という決断』出版記念インタビュー …

TPP参加は日本経済に何をもたらすのか。まかり通る曲解を正すべく、日本・メキシコEPAで首席交渉官を務めた筆者が緊急出版！

やはりTPPには参加すべきだ TPP反対論に…

丸山淳一・読売新聞東京本社経済部長

TPPは是か非か。「読売クオータリー2011春号」に所収されたこの論稿をまず読んでほしい。

後見人着服18億円超 最高裁が目論む信託制度導…

迷走する最高裁の甘い誘いに乗った信託銀行

「後見人ら、財産を守るはずが着服18億円超」こんなニュースが10月20日付の朝刊に載った。これらの記事からは、最高裁のほんとうの狙いは読み取れない。

経常赤字まで余命3年？ 規制緩和と開国で実を…

WEDGE11月号フリー記事

日本経済は2014年末には経常収支も赤字化しかねない。遅れていた国際化を進め、構造改革を果たすために実を伴った成長戦略が必要だ。

TPP反対の農業界が避ける「増収」 減反と戸…

TPP参加には、日本国内の農業改革が欠かせない。しかし、減反と戸別所得補償があるため、増収によるコスト低減がタブー視されている。

働く高齢者の年金は増やすべきか

在職老齢年金の改定で世代間格差拡大？【WEB特別編】

働く高齢者の年金を増額し、また支給開始年齢を引き上げるという厚労省の提案は正しいのか。受給額と保険料のアンバランスを解消するには。

円高を利用した新しいモノづくり 世界のクリエ…

円高に空洞化。1990年代の英国と同じ問題に直面する日本。「クリエイティブ産業の育成」を打ち出し成功を収めた国家のビジョンを学ぶ。

漁業権問題 企業参入は本当に「悪」か

「漁業権」は誰が持つべきか。誰が持っていればその権利を最も効率的に使えるか。ここでの議論にも「効率性」の視点が欠けている。

朝霞公務員宿舎凍結は愚策 機会費用の概念なし

迷走する野田政権・財務省に一言【WEB特別編】

事業凍結が決まった朝霞公務員宿舎だが、税金の無駄遣いをやめたことにはならない。むしろ、損失になると認識すべきだ。

なぜ人は20ミリシーベルトを 許容できないのか…

同志社大学・中谷内一也教授インタビュー

錯綜し続けてきた放射線量の基準値。科学的に『安全』でも『安心』できないヒトの心の仕組みを、社会心理学の専門家が解説する。

「自動車産業の仕事は5分の1に」 社長公募で…

空洞化最終章へ　腹をくくった経営者たち
（WEDGE10月号特集より）

製造業の「海外移転」の潮流は止まらない。裾野の広い自動車産業は、このままでは大失業時代がくると警鐘を鳴らすユーシン社長の言葉は重い。

町長選の争点になった 超小型トリウム溶融塩炉

軽水炉と太陽光の弱点補うトリウム原子炉（3）

北海道の小さな町で検討されてきたトリウム溶融塩炉。畑作の北限のこの地で夢見るトリウム原発の実現性とは。

トリウム溶融塩炉 安全、安価で小型

軽水炉と太陽光の弱点補うトリウム原子炉（2）

第4世代原子炉の一つとも言われるトリウム溶融塩炉。適切に理解して取り組なければ失敗しかねない。冷静な議論と賢明な判断が必要だ。

日本に溜まるプルトニウムを消化してくれる トリ…

軽水炉と太陽光の弱点補うトリウム原子炉（1）

安全性が高く発電出力を調整できるトリウム原子炉（溶融塩炉）を 実用化することができれば、軽水炉や自然エネルギー発電の補完にもなる。

貧困ビジネスしか頼るものがない

生活保護受給者の嘆き

生活保護受給者から利益を得る貧困ビジネスの実態を以前、レポートした。その後の取材で得た証言からは行き場のない過酷な現実が見えてくる。

「企業に漁業ができるわけがない」 宮城県漁協…

WEDGE10月号第二特集

宮城県が掲げる水産特区構想に漁協が大反対する。しかし、危機的な現在の漁業を変えるには、特区で漁業権を開放するしかないのではないか。