生活保護費増加の陰で貧困ビジネス拡大

生活保護の急増にともない拡大する「貧困ビジネス」。保護費の大部分を搾取する、業者の驚くべき手口を取材した。

京都送り火に見る 日本人の「放射線ゼロリスク志…

低線量のリスクを考える

二転三転した京都の五山送り火のセシウム薪問題。放射線のリスクについて、市民が改めて冷静に考える貴重な機会が失われた。

経済原理で考える 日本の政治家がダメな理由

政策競争なき政界

日本の政治指導者たちはなぜダメなのか。権力闘争に走り、本来あるべき適切な「競争」が、そこにはないのである。

趣味化した農家をいつまで保護するのか

総販売金額6％の農家が6割

逞しい農業経営者は確実に育っている。一方、趣味的な農家の労働生産性の低さが、日本米の品質を低下させているのだ。

【韓国追放の記】 竹島問題のカギ握る 欝陵島…

自民党議員らとともに韓国への入国を拒否された下條教授。なぜこの時期に欝陵島を訪問したのか。この島には何があるのか。緊急寄稿！

水害の多発からニッポンの森林を考える

荒れた人工林の放置が最大の問題

新潟、福島両県を記録的な豪雨が襲った。相次ぐ水害をきっかけに、河川と深い関わりを持つ森林の実情について考えてみたい。

ドイツ経済の勝因は 左派政権の「小泉改革」に…

KEYWORD　「雇用の流動性」

「解雇」をしやすくした結果、長期的には雇用の流動性が高まり、失業者が減ったドイツ。この事例は、日本にとって何よりの教訓になる。

馬毛島 またもつまずく基地問題

突如名前が挙がった鹿児島県の無人島。基地建設に反発する地元の自治体。馬毛島は第二の普天間問題化してしまうのだろうか。

誰でもサイバーテロリストになれる時代

ソニーは明日の我が身

今や特定の企業や個人を標的にした攻撃が可能となったサイバーテロ。次の被害者となるのは、あなた自身かもしれない。

増税も歳出カットもできない国家の 奥の手は「金…

WEDGE8月号フリー記事

国家が金融を抑圧すれば債務は削減でき、国際暴落を避けることは可能だ。だが、その先に待つ「憂鬱な低成長時代」を、私たちはいかに捉えるべきか。

LNG戦略が日本のエネルギーの鍵を握る

福島の事故以降、世界的にも脱原発の動きが見られ、注目が集まるLNG。足もとを見られかねない日本がとるべきエネルギー戦略とは。

暴言大臣・松本龍氏と福岡空港

復興担当大臣辞任劇で話題をさらった松本龍氏。一体彼はどのような人物なのか。地元・福岡の所有資産をめぐって興味深い事実が浮かび上がる。

イギリスに学ぶ 新興国台頭に慌てぬ法

イギリスは、「対抗」「協調」「依存」の３つの論理を使い分け、国際舞台で国力以上の影響力を誇ってきた。今こそ日本もこの老獪さを学ぶべきだ。

高齢者はゲーセン通いより地域で就労を

人生90年時代。定年後の「セカンドライフ」について、人々はもっと真剣に考えるべきではないだろうか。

発送電分離より大規模化を

澤 昭裕

政府は東電を矢面にし「無期懲役」に処した。だがこの状態で賠償も電力供給も続行できるだろうか。新たなエネルギー戦略を構想する必要がある。

賠償スキーム 東電だけが悪者か

閣議決定した原子力損害賠償支援機構法案の賠償スキームを見ると、東電をスケープゴートにしようとする政府の責任逃れ体質が現れている。

集団移転を決めた人びと

合意形成が復興のカギ

復興計画の柱である集団移転事業は、住民の合意形成が前提となる。すでに合意形成に漕ぎ付けた2地区の例が、被災地復興の参考になる。

漁業復興 カギは漁業権の開放

東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の漁業。一日も早い復興を願うものの、単なる復旧では、日本の水産業に未来はない。

ドラマ漬けの主婦に雇用の場を

株式会社ビー・スタイル代表取締役　三原邦彦

「主婦のパートタイム型派遣」で人材業界に革命を起こした三原社長。ドラマ漬けの主婦が日本経済を救う「新常識」に迫る。

ポスドクは今の半分以下でいい 「産学連携」を…

フューチャーラボラトリ代表取締役　橋本昌隆氏

最近、あまり報道されなくなった「ポスドク問題」。だが、問題は何も解決されていない。日本が国力を維持していくために、今、何をすべきか？