2022年8月13日(土)

WEDGE REPORT

2018年3月6日

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中島恵 (なかじま・けい)

ジャーナリスト

1967年山梨県生まれ。新聞記者を経てフリージャーナリスト。主な著書に『中国人エリートは日本人をこう見る』『中国人の誤解 日本人の誤解』(ともに日本経済新聞出版社)、『爆買い後、彼らはどこに向かうのか?』(プレジデント社)、『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』『中国人エリートは日本をめざす』(ともに中央公論新社)、『なぜ中国人は財布を持たないのか』(日本経済新聞出版社)、『中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか』(プレジデント社)『日本の「中国人」社会』(日本経済新聞出版社)などがある。

――なるほど。では、国による違いというのは、とくにないですか。

古山氏:はい。ただ、たとえば、欧米人の場合、こめかみのあたりを膨らませるとマッチョになるイメージがあり、敬遠する人もいるのですが、中国人の場合、こめかみにボリュームがあるほうが「よい人に巡り会えて、人生が豊かになる」というイメージがあり、ここにヒアルロン酸を多く注入するという人もいます。そうしたお国柄による違いは少しあるものの、基本的には個人の好みの違いのほうが大きく、「〇〇人だから~~」という傾向はあまりないと思います。

――支払いについては。

古山氏:以前は中国の代表的な銀聯カードなどを使用している方が多かったですが、17年末から、中国の方が使いやすいウィーチャットペイというモバイル決済を導入しました。近く、もうひとつの決済機能であるアリペイも導入する予定です。

――今後、中国人の患者さんに対して行っていきたいサービスなどはあるのでしょうか。

古山氏:日本人に対して行っていることは、すべて行っていきたいですね。もっと外国人と日本人の垣根を低くしていきたいと思っています。私はこの自由が丘という町で、長年美容医療のクリニックを開業し、町の皆さんとともに歩んできました。地域の方々に喜んでいただいたのと同じように、中国からくる方々にも喜んでいただきたい。こちらで治療をすることによって、笑顔になって帰っていただきたいと思っています。

――中国人だから、ということで構えるのではなく、日本人とまったく同じように、というところがポイントですね。

古山氏:外国人の方だから「こうしなくちゃいけない」ではなく、自然体でいい、ありのままに、というところに行き着きました。そこで、現在、国内の方々が入ってくださっている「自由が丘倶楽部」という会員制度を海外の方々にも利用していただけるように拡大し「自由が丘倶楽部インターナショナル」を4月1日からスタートさせます。

 会員はいくつかのランクに分かれていて、利用率などによって、それぞれ特典を付与するものです。たとえば、海外の方ならば、ホテルや空港までの無料送迎や、日本滞在中のビタミン点滴などを考えています。

――中国の医療機関とも交流を行っていますか。

古山氏:中国の病院や医療機関のドクターとも情報交換しています。中国では今、日進月歩で医療技術がアップし、医療情報もキャッチアップしています。いいライバルというよりも、いい連携を取り合っていき、これから私たちも、よりより美容医療を行っていきたいと思っています。

  
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