2022年8月8日(月)

Wedge REPORT

2019年4月20日

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植物性由来のプロテインバー

 定期便の中で人気商品となり、ユーザーからの個別販売の声が殺到した商品は”新ブランド”として発売することに力も入れているという。昨年発売した植物性由来の原料のみから作られたプロテインバー「CLR BAR(クリアバー)」は、通常のプロテインバーは原材料が20種以上になるところが多いところを半分以下の7種類まで厳選し、パッケージ前面に栄養成分を全て書き出した「透明性」が受け、人気が広がっている。

プロテインバー「CLR BAR(クリアバー)」

 運動習慣のある方が増えてきたためプロテインバー需要が広がっていることはもちろん、プロテイン=たんぱく質を日頃の生活に取り入れることが大切という認識が広がってきたこともあり運動をしない方にも腹持ちのよい間食のひとつとして取り入れている人もいるという。

 また、オフィスに定期便をお届くようにする人も多く、「オフィス向けプランはないのか?」という問い合わせも多数あったため、今春より本格的に「snaq.me office」というオフィス向け福利厚生プランを企業提案していくとのこと。

 従来の福利厚生向けおやつプランの課題であった現金管理の煩雑さを解消しPaypayやLINE PAYなどのQR決済を導入する他、直接お送りした什器をそのままご利用頂けるようにしスタッフの方補充の手間を省くなど、全国の企業を対象に事業を進めていく。すでにトライアル導入している企業からは「豊富なラインナップに飽きることがない」「コンビニに行く時間を短縮することができている」など好評な声が多いそう。

 同社のカスタマーサポートは、主に「LINE」を活用しユーザーからの声に対応しているとのこと。これにより、まるで「友達に話しかけている」かのように気軽に意見をもらう環境があり、商品開発やサービス改善に活かすことができているそうだ。

 さらに、エンジニア・バイヤー・パティシエ・カスタマーサポート・デザイナー・ファクトリーマネージャー(工場長)等の菓子メーカーとしての機能を全て内製化し、オフィス機能のすぐそばで稼働することにより、よりユーザーの声をすぐに反映しやすい体制を築いているという。バイヤーが商品を探しやすい仕組みをエンジニアが構築したり、カスタマーサポートがユーザーの声をすぐにパティシエに届けたりと、まるでアプリ開発をする企業のようにスピード感を大切にすることで、事業成長に繋げている。

 日本では、お菓子メーカーの新興企業というのは珍しいが、海外、特にアメリカでは「食品×スタートアップ」が続々と登場しているという。「総合製菓メーカーになるのではなく、お菓子のカテゴリーの一部門でチャンピオンになりたい」と、服部さんの夢は広がる。

  
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