2023年1月30日(月)

家電口論

2019年6月28日

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多賀一晃 (たが・かずあき)

生活家電.com主宰

1961年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒、同理工学研究科修了。大手メーカーにて商品開発・企画を担当後、独立。現在、商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。

 また、価格.comでエアコンの売れ筋BEST4もグラフ化してみました。BEST4はいずれもダイキンでいう「E」シリーズ。ベーシック型です。

 こちらも、7月に入ると価格の値下がりが少ないことが分かります。

買うなら7月の第1週

 価格下落が7月に入り少なくなるのは、6月30日に国家公務員の夏のボーナスが支払われるからです。翌7月1日から夏のボーナス商戦です。この時は、その夏、その店がこれで頑張ろうという価格で、ラインナップも豊富。工事も余り待たなくてすみます。

 ただ、それだけではダメです。仕入れ分売り切るためには、他店情報が必要です。反映させるのにほぼ1週間。以降、脇目も振らず売ると言うわけです。

 以降、人気機種からなくなります。また工事も待たされる時間が増えます。この中で、一番の変動は工事待ちだそうです。猛暑予報が出たり、また土日が暑いと、どっと買いが多くなるためだそうです。今、電気工事の人も若手が少なくなっていると聞きます。こんな所でも影響が出ているようです。

 夏季、新しいエアコンが必要な場合は、7月第1週に買われることをお勧めします。

 さて、今回使ったのは昨年のデータですが、昨年と変わっている部分もあります。それは、昨年から今年に入り、ダイキンのラインナップのCX、Eに相当する部分に、アイリスオーヤマ、ハイセンスなどの中国ブランドなどが入りつつあることです。

 グローバル化ですから、段々テレビと似たような状況になりつつあります。白モノ家電の雄「エアコン」ではあり、日本メーカーは技術優位性を持ってはいますが、すでにテレビではひっくり返されました。エアコンとて大丈夫とは言い切れません。

  
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