マーケティングにも応用可能
こうしたオーディエンス(視聴者)のカテゴリーは他にも細かく設定できるため、製品マーケティングを行う上でどんな年収の層、あるいは年齢層、考え方、性別などにより製品イメージや購入意欲が変わるのかをAskPollyを使って検証することが可能となる。
これまでは企業側がAdvanced Sybolics社に依頼してこうしたマーケティングを行ってきたが、今年9月にAskPollyが導入されることにより、気軽に検索ワードを打ち込むことで企業が独自に対象となるオーディエンスを選ぶ、製品カテゴリーを特定する、などの操作でマーケティングリサーチを行うことが可能になる。
サブスクサービスになるのか、案件あたりの契約になるのかなどの詳細はまだ発表されていないが、これまでカナダ国内では驚異的な的中率を見せてきた、また自殺予防の実績によりカナダ医学会や政府の公衆衛生部門にも採用される、という実力を持つPollyが世界のAIによるマーケティングに大きな革命をもたらすことになるかもしれない。