ヨーグルトに漬け込んだ
マイルドな「タンドリーチキン」
メニュー表の中で目を惹くのが、青枠で縁取られたヨーグルトレシピメニュー。取材日の1月17日には「タンドリーチキン&じゃが芋とブロッコリーのサラダ」、前日の16日は「海老の豆板醤ヨーグルト煮」がヨーグルトレシピメニューだった。
今回期間限定で、ヨーグルトを使ったメニューを出したきっかけは、『明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK』(監修:明治/アスコム)が昨年11月に発売されたこと。同社の人気商品「明治ブルガリアヨーグルトLB81」の発売40年目を記念した企画で、合計103品のレシピを掲載。発売後1カ月足らずで5万部以上のヒットとなった。
「ヨーグルトドレッシング」「パンケーキ ヨーグルトソース」など一度は聞いたことがあるレシピもあるが、多くは「そんなヨーグルトの使い方があったのか」と思わされるレシピ。「ヨーグルトピラフ」や「冷凍ポテトの豚肉巻き」などは、メニュー名を聞いただけではどんな風にヨーグルトが使われているのかわからないだろう。このほか、「塩ヨーグルトホットサラダ」「塩ヨーグルトのオリーブ油かけ」「豆板醤と水切りヨーグルトのバゲットのせ」など、話題の「塩ヨーグルト」や「水切りヨーグルト」を使ったレシピもある。
試食した「タンドリーチキン」は、チキンをヨーグルトに半日から1晩つけ込んだメニュー。カレーのスパイスが効きつつもマイルドな口当たりに感じられるのはヨーグルトを使っているからだろうか。チキンは柔らかくてジューシー、食べ応えがある。「じゃが芋とブロッコリーのサラダ」にはタルタルヨーグルトドレッシングがかかっている。タマゴやタマネギのみじん切りを加えてつくるこのドレッシングは市販のドレッシングにはない「ひと手間感」があり、とてもおいしかった。