他方、ケインジアンとして知られるクルーグマンは、欧米、特に欧州における財政赤字対策としての緊縮策は経済の長期停滞をもたらすとして批判的で、景気の低迷から脱却するためには大胆な行動が必要であり、安倍総理の政策はオーソドックスな見方に対する挑戦であると評価しています。
「アベノミクス」は、日本経済の長期停滞の打破を目指した大胆な政策であり、財政出動も単なる従来の不況対策ではなく、その大胆な政策の一環としてみるべきなのではないでしょうか。
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