2022年8月10日(水)

Inside Russia

2013年2月23日

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 かつてのツングースカ大爆発も、彗星説がある。今後、ロシアの専門家チームは、周囲に落下したとみられる隕石の破片を集め、この天体物質が何だったかの解析を進めることにしている。

警察腐敗対策で貴重映像が多数記録

 ところで、今回、隕石が落下する様子は、多くのデジタルカメラが撮影していた。これは、車につけられた撮影装置による映像で、ロシアではこの装置を1万円ほどで購入できる。SDカードなどの記録容量が大きくなり、車の前方を撮影して、走行中の様子を記録する。主に事故があったときのための証拠として採用されている。

 ロシアでは交通事故を調べる警察官が汚職にまみれており、近年、自衛策としてカメラの車載が普及したのである。100年に1度の貴重な天体ショーが映像として残ったのは、ロシアの警察腐敗が間接的に関与していたことは非常に興味深い。

 そして、ある車に搭載されていたカメラは、落下する隕石に、謎の高速物体、つまりUFOが激突したような様子を映し出している。

 ネットユーザーたちは「UFOが身を挺して、地表での隕石直撃を助けてくれた」とのべ、盛り上がっている。

 ロシアの専門家はこの映像も入手し、この高速物体が何だったかの解析も進めているという。

[特集] 知られざるロシアの実像

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