2022年12月7日(水)

Wedge OPINION

2022年5月24日

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吉富望 (よしとみ・のぞむ)

日本大学危機管理学部 教授

1959年生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。陸上幕僚監部、防衛省情報本部、内閣官房内閣情報調査室、防衛大学校教授などを経て2015年退官。拓殖大学大学院国際協力学研究科修士課程修了、博士後期課程(安全保障専攻)単位取得退学。主著に『防災をめぐる国際協力のあり方』(共著・ミネルヴァ書房)。

「最悪の事態」を想定し
備えない文化と決別せよ

 相手が自分と同じ判断基準を持っていると考え、それを根拠に相手の行動を予測する「ミラーイメージング」は多くの人が陥りがちな罠だ。加えて人間には正常性バイアスが備わっており、「まさか」の事態や「最悪の事態」を考えることが心理的に難しい。

 2月24日に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻の規模と態様は、……

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Wedge 2022年6月号より
現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう
現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう

日本企業の様子がおかしい。バブル崩壊以降、失敗しないことが“経営の最優先課題”になりつつあるかのようだ。しかし、そうこうしているうちに、かつては、追いつけ追い越せまで迫った米国の姿は遠のき、アジアをはじめとした新興国にも追い抜かれようとしている。今こそ、現状維持は最大の経営リスクと肝に銘じてチャレンジし、常識という殻を破る時だ。

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