だから、それは地域の人の役割(キッパリ!)。まして学校にチクルなんて、もってのほか!
地域の子どもたちが小さいときに
いかに関係を築けるか
そこで、夜中のチューボーに声がけできる大人になるには、チューボーが小さなときからその子たちの社会的親になること。そうすれば、チューボーになっても相手も覚えているから声をかけても案外素直にいうことを聞くかんね。だって髪を染めたんだって目立ちたいだけ。学校にも通っているんだし、そのうちやんちゃは収まるんだからさ。
でも中学校の先生は、中学生として入学してきた子しか知らないから「指導対象」であり、さらにはまわりから「指導して!」といわれるのでなおさらガンバするようになってきた歴史があるんですね。なんだか先生って、か・わ・い・そ・う。
だから、私は中学「生」問題と中学「校」問題は違うと思うの。
地域の大人がその子たちが小さなときからいかにして地域の仲間と思えるような関係を築けるか、地域の中学「生」として認知できるのかがそのポイント。そういった関係を築ける時間は、地域に暮らす大人にはたっぷりとあるんだから、私的親からちょっとだけ広げることだと思うのさ。
てなことで、あなたもぜひ「社会的親」に加わりませんか。
では、次回まで、アディオス! アミ~ゴ!
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