イスラエル占領下のゴラン高原にあるサッカー場で27日、ロケット砲が着弾し、12人の子供や若者が殺害され、数十人が負傷した。
サッカー場のすぐ隣には防空シェルターがあり、空襲警報も鳴ったものの、爆発の直前だったため避難できる時間はなかったという。
イスラエル側は、レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織ヒズボラが発射したロケット砲が、アラビア語を話すドゥルーズ派の多く住むマジダル・シャムス村のサッカー場に着弾したと主張している。
この主張を、ヒズボラは否定している。
BBCのポール・アダムス外交担当編集委員が、現場から報告する。