2024年11月22日(金)

Wedge REPORT

2014年7月25日

以前では考えられない変化も

 永田町の変化は、霞ヶ関にも影響を及ぼしはじめている。筆者が委員として参加している水産庁の「資源管理のあり方検討会」では、国として個別漁獲枠制度を導入する方針をとりまとめた。筆者は長年この世界を見てきたが、以前では考えられない変化である。

「資源管理のあり方検討会」の様子

 政治主導で漁業政策を転換し、資源を回復させて、漁村の雇用を守り、オリンピックで日本のおいしい水産物を提供する。そういう明るい未来が徐々にではあるが、見えてきたのではないか。

【関連記事】
マグロ、ウナギに続き漁業も“瀕死状態”の日本
「ウナギ稚魚豊漁」報道でもレッドリスト指定 絶滅の危機は変わらない
【連載】日本の漁業は崖っぷち
 

◆Wedge2014年8月号より









 

「WEDGE Infinity」のメルマガを受け取る(=isMedia会員登録)
「最新記事」や「編集部のおすすめ記事」等、旬な情報をお届けいたします。


新着記事

»もっと見る