2023年2月7日(火)

世界の記述

2014年10月15日

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 7月半ば、ここでCPLP首脳会合が開催された。CPLPは日本では馴染みのない言葉だが、ポルトガル語圏諸国共同体を表し、石油その他豊富な天然資源を擁するアンゴラ、モザンビーク、豊かな市場に恵まれるブラジル、そして後背地に中国を抱えるマカオがそのメンバー、オブザーバーとして名を連ねる。東ティモールは14年、15年の2年間、議長国として参加各国を束ねる。CPLPにとり東ティモールが重要なのは、東ティモールがASEANに隣接し、CPLPとASEANの橋渡しを担うことが期待されるからである。

 日本企業も最近、東ティモールのこのような変化を前に、改めて東ティモールに注目しだした。既にいくつかの企業が実情視察のため本社幹部を派遣してきている。言うまでもなく、ビジネスは、先を読みそこに如何なる潜在需要が眠っているかを探ることだ。豊富な石油収入、眠っていた消費需要、ASEANとの絶好な位置関係、アンゴラ、モザンビーク、ブラジル、中国を結ぶ特別な関係、そして何より安定した治安。そこにいかなるビジネスチャンスを見いだすか、それは各企業次第だ。

  
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 ◆Wedge2014年9月号より


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