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2015年4月17日

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カツセマサヒコ (かつせ・まさひこ)

プレスラボ

1986年東京生まれ。既婚。2014年、4万人の印刷会社から5人の編集プロダクション・プレスラボに転職。総務部から編集/ライターへの業種変更をする。趣味はスマホの充電とSNS。Facebookの「いいね!」欲しさに奔走するミーハーライター。

「フリー素材」の価値の拡散

 実はフリー素材サイトにも「二次配布の禁止」や「宗教・アダルト・反社会的団体の勧誘のための利用の禁止」、「モデルの不利益となるようなかたちでの利用の禁止」など、各サイトそれなりの利用規約が設けられている。

 それでも記事を制作する立場にしてみれば、とくに利用許諾を得る必要もなく、高画質の画像を手軽に利用できることはありがたいことだ。著作権や肖像権の問題をクリアしていれば、画像を安全に使用できる。

 最近は自身がフリー素材モデルであることをアピールすることで、その人のブランディングやフリー素材のPRにつなげる人も出てきた。こうした人たちの活躍が「フリー素材」の存在を世の中に広げているのならば、今回の「フリー素材モデルランキング」もPRの一環としては効果があるのではないだろうか。 

 画像の無断転載は法人だけでなく個人のブログでも本来はNGなのだが、現状では個人ブログの転載は、有名人や有名ブロガーでない限り放置されがちだ。誰でも情報発信できる時代だからこそ、著作権や肖像権を脅かすことのないフリー素材の需要は高まっているのではないだろうか。実際にフリー素材モデルとして活躍している大川竜弥さんは、フリー素材の今後について以下のように語る。

 「近年、オウンドメディアブームで毎月のように新しい媒体が立ち上がっています。しかし、ウェブメディアの収益化は難しく、予算は削られる一方。少ない予算で記事を作成するには、有料素材を購入するのではなく、フリー素材を使用するしかありません。今後もフリー素材の需要は加速していくでしょう」

 これまでフリー素材という存在を知らなかった人たちはぜひ一度、フリー素材サイトを検索してみてもらいたい。著作権・肖像権問題が他人事ではなくなった現在だからこそ成り立つビジネスモデル。全ての記事の写真がフリー素材となってしまうのは物足りなく感じたりもするが、それも今後、多種多様なフリー素材が増えることで解消される問題なのかもしれない。

  
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