WEDGE REPORT

2015年10月17日

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 主催者のフロインドさんは、マーシャルアーツ(武術)愛好家だ。幼少期から柔道や剣道などをたしなみ、90年代に入ったころには、日本で相撲を序の口から観戦し、すっかり相撲の虜になった。そして、さっそく相撲の稽古を開始した。

 97年には、アメリカ初の公式に認定されている大学の相撲クラブ「UCLA Sumo Club(カリフォルニア大学ロサンゼルス校・相撲クラブ)」などを結成して、稽古をするようになった。同相撲クラブには、2000年から3年ほど、世界相撲選手権大会でブルガリア出身のスヴェトスラヴ・ビネヴ(Svetoslav Binev)を迎えて、稽古を行なった。また、2006年からはモンゴル出身のビャンバジャブ・ウランバヤール(Byambajav Ulambayar) が指導をしたり、講師として講演も開催している。

9連覇の期待がかかるモンゴル出身力士

 今年注目の力士は、9連覇の期待がかかる前述のビャンバジャブ・ウランバヤールだ。彼は日本でも幕下の「大翔地健太」として活躍し、プロ力士を引退後、世界相撲選手権大会で四連覇する選手だ。ちなみに、ビャンバジャブ・ウランバヤールは、相撲選手役で映画「オーシャンズ13」や、今年の5月には人気テレビ番組「The Bachelorette(ザ・バチェロレッテ)」に出演するなどの顔も持つ。

ビャンバジャブ・ウランバヤール(右)とラミー・エルガザー(左)(写真:Charles Green)

 最大の見どころは、男子の重量級の決勝戦だ。今年はビャンバジャブ・ウランバヤールとラミー・エルガザー(Ramy Elgazar)が対決し、大きな期待を背負ったビャンバジャブ・ウランバヤールはエルガザーに押し出され、ラミー・エルガザーが優勝した。「すばらしき連続優勝が終わった」と、フロインドさんは告げた。

 ロサンゼルスタイムズ紙によると、モンゴル出身の選手は過去14年のうち70%が勝利をおさめている。

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