2023年2月8日(水)

坂本幸雄の漂流ものづくり大国の治し方

2016年1月27日

»著者プロフィール
閉じる

坂本幸雄 (さかもと・ゆきお)

現ウィンコンサルタント社長、元エルピーダメモリ社長

日本体育大学卒業後、日本テキサス・インスツルメンツに入社し、93年副社長。神戸製鋼所、日本ファウンドリー社長を経て、02年エルピーダメモリ社長。現在ウィンコンサルタント社長。

 どの道で勝負をするか、という判断は経営者が下すが、日本企業に多いゼネラリストタイプの社長より、目利きのできるスペシャリストタイプのほうが向いている。

iStock

 今年誕生した前出のソシオネクスト(富士通とパナソニックの合弁会社)は、京セラのCEOを務めた西口泰夫氏をCEOとして迎え入れた。ルネサスエレクトロニクスは日本オラクルのCEOだった遠藤隆雄氏が昨年6~12月にCEOを務めていた。両者とも非常に優秀な経営者だが、半導体のスペシャリストではないため、経営判断を下すことは容易ではない。米国ではもちろん台湾でもこうした人事はまず行われない。

 半導体業界に限らず、日本企業ではゼネラリストタイプの経営者が目立つ。英語を操る経営者も少なく、これではグローバル競争に勝ち抜くことは難しい。これからは経営者の選び方についても見直す必要があるのではなかろうか。

  
▲「WEDGE Infinity」の新着記事などをお届けしています。


新着記事

»もっと見る