2022年8月15日(月)

赤坂英一の野球丸

2016年6月23日

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 野球の五輪復活が正式決定すれば、NPBはすぐさまその時点で最高の選手を侍ジャパンに招集する。06、09年のWBCにはジャパンのチームリーダーとして大活躍したイチローのことだ、そうした動きに無関心でいられるわけがない。そのときに現役を続けていればもちろん、控えの立場に追い込まれていたらなおのこと、現役最後の晴れ舞台と判断して東京オリンピックに臨むのではないか。

 イチローは表向き、自分が日本のメディアにどう報じられているか、「一切見ていない」と言っている。が、これは方便だろう。イチローは今年、自分の成績について「第三者の公正な目で判断していただきたいです」と、舛添要一前東京都知事の苦しい言い訳をもじったコメントをしている。4257本安打達成の会見で日本で号外が出たことについて聞かれると、「そうなんですか。別の号外の話は聞きましたけどね」と、やはり〝舛添辞任〟に引っかけて笑わせていた。日本のメディアは抜かりなくチェックしているに違いない。

イチローのお茶目なTシャツ・パフォーマンスを
見てみたい

 そもそも、昨年日本でマーリンズ入団会見を行った際、「応援よろしくお願いしますとは絶対に言いません」と発言したのも、日本のメディアとファンの間で評判になることを周到に計算した上での演技だった。あの会見ではイチローが事前に、関係者を通じて代表質問者のアナウンサーに「日本のファンへのメッセージを」と質問するようリクエスト。それを受けてあのセリフを口にしたのだ。

 その後、イチローはマーリンズのフロリダ・キャンプに「応援よろしくお願いします」とプリントされたTシャツを着て登場し、報道陣をあ然とさせていた。4年後の東京オリンピックでも、イチローのお茶目なTシャツ・パフォーマンスを見てみたいものである。

  
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