何でもかんでも逆張りの論説を張ることでおなじみの長谷川豊氏は「パンツだか水着だかの裁判官を『一方的に批判する』のはやはり間違ってるだろ」というブログ記事を書き、O裁判官への批判が多いという前提で話を始めているが、テレビのコメンテーターたちならばいざ知らず、ネット上でそこまで批判が多かったとは思えない。いつもの通り逆張りをするのなら、ここはO裁判官を批判するほうが長谷川氏らしいのだがとは個人的に感じた。
長谷川氏も方向性に迷うほど、今回の一件は爽やかに終わりつつある。通常なら公務員の失態、それもネット上での発言による失態ならば大炎上必至だが、本人たちのキャラクターもさることながら、深刻ぶったり、火消しに走ったり、批判に反撃しようとしなかったことが功を奏したのだろう。これからもその姿勢をO裁判官のツイートから学びたいと思う。
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