2022年10月6日(木)

使えない上司・使えない部下

2016年8月18日

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ケーエムケーワールド、社内の様子

 彼は名門大学を卒業していることもあり、採用したのですが、学歴で判断したことが間違いだったのかもしれません。IT業界の技術職には向いていないタイプだったのかもしれないと思います。それを採用試験で見抜くことができなかったのです。このようなこともあり、ここ5~6年は新卒・中途の採用試験では、エントリーした人を様々な観点から徹底してみるようにしています。

 この2人は、「使えない部下」といわれるほどにはひどくはないのです。ほかの業界などにいけば、活躍しうる人材だと思います。ただし、嘘の報告はダメですね。

管理職は、部下に「見せる部分」がある

 管理職の中には、社長の私からすると、どのように評価するべきかと迷う人もいます。前提としていえば、当社の管理職は経験が豊富で、仕事のレベルは高いのです。

 プレイヤーとしては優秀なのですが、マネージャーとしては課題を抱えている人もいます。たとえば、一時期、自分の仕事を終えると、定時で帰るマネージャーがいました。部下である社員たちは残業を数時間ほどしています。その状態が、しばらく続いたのです。

 マネージャーはプレイヤーとしての仕事だけでなく、部下の管理もします。それが、マネジメントです。

 管理職が定時に帰り、部下がその後も残り、仕事をする状態が続くのは、それぞれの部員の仕事の割り振りなどに問題があるからではないでしょうか。そこを直していくのが、管理職です。プレイヤーとしての仕事を終えたら、部下の仕事を手伝い、支えてほしい。このマネージャーは相当に優秀ですから、それができるはずです。

 管理職は、部下に「見せる部分」があります。「見られている」と意識をすることが大切です。たとえば、深夜まで部下たちとお酒を飲んだとします。翌日、部下が午前9時に出社しているのに、上司が昼に出社するようでは信用されません。そんなときこそ、午前9時に出社し、「俺はきちんとしている」と部下に見せないといけない。部下から信頼されない人は、「使えない上司」になります。

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