2024年7月24日(水)

ビジネスパーソンのための「無理なく実践!食育講座」

2016年10月7日

軽い筋トレを仕事や家事の合い間に

 では、ダイエットのためには有酸素運動だけでいいのだろうか? てっとり早く「消費カロリー量を増やす」という意味ではそれでいいのだが、有酸素運動をやり過ぎると、体脂肪も減るが筋肉量も落ちてしまう。周囲に本格的にマラソンなどをやっている人がいたらわかるだろうが、ガリガリともいえるほどにやせているはずだ。けっして健康的とはいえない。

 冒頭で「基礎代謝は増えにくい」と書いたが、基礎代謝量は筋肉量にも影響される。身体に筋肉がしっかりとついている人は 基礎代謝量が多いので消費カロリーが大きくなる。基礎代謝量は運動をしていないとき、つまり寝ているときでも消費するので、筋肉質の人は「消費カロリーの高い体質」であるといえるだろう。似てはいるのだが、体脂肪がたくさんついていても基礎代謝は上がらないので注意が必要。

 理想などを追求しないのがこのコラムなのだが、あえて「理想をいえば」筋肉をつける運動も心がけるほうがいい。とはいってもジムなどに通う必要はない(通ってもいいのだが・・・・)。自分の体重を利用した筋力運動・・・・軽いスクワットとか軽い腕立て伏せとかを心がけよう。

 これらの例はネットでいくらでも見つかるはず。肝心なことは、筋力運動は負荷をかけすぎないこと、辛くならない程度の時間で止めることだ。この運動自体で消費カロリーを増やそうとするのではなく、筋肉をつけて(筋肉量を落とさずに、というイメージのほうがいいかも)基礎代謝量の高い身体を維持するつもりで続けることだ。

 わざわざ「今から筋トレを始めよう!」と意気込むのではなく、通勤の途中で、会社の休み時間や昼食後に、家庭で家事の合い間や家事の最中に、「軽い筋トレをする習慣」を身につけよう。

 やはり運動も有酸素運動や筋肉トレーニングのどちらかに偏るのではなく、両方をバランスよく実行する、ということになる。

  
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