2024年7月14日(日)

韓国の「読み方」

2017年1月24日

 困ったスタッフが「前にあった楽しかったこととかを考えて。それか、たとえば詩とか」と声をつなぐと、「宣誓」とつぶやいた8歳の少女は突然しっかりした表情に戻った。そして、「私は、偉大な金日成大元帥様が設立され、偉大な金正日大元帥様が輝かせてくださり、敬愛する金正恩元帥様が率いてくださる栄えある朝鮮少年団に入団し…」という言葉がスラスラと出てくるのだった。

 全体主義体制の恐ろしさを如実に物語るシーンであろう。

 なお、監督によると、北朝鮮は映画の公開阻止に失敗するや、ジンミを「幸せに暮らす少女」に祭り上げることにしたようだ。この映画に描かれた不幸な少女は「悪意に満ちた嘘」であることを証明しようというのだろう。ということで、ジンミ一家は今も平穏に暮らしているという。ただし、撮影を許可したり、現地での監視に失敗したりした関係者は厳しく責任を問われたのではないだろうか。その点は気がかりである。

 シネマート新宿とシネマート心斎橋で1月21日から上映中。他の都市での上映予定は、『太陽の下で』公式サイトで見ることができる。

  
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