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2017年2月3日

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AIに絵画を描かせる

 さて本論から全くもってスピンオフ(逸脱)するが、世の中的にはAI(人工知能)に対する関心が高まっている。囲碁や将棋の世界でAIの躍進は目覚しいが、芸術の世界への進出も始まっている。下記の作品は、AI にレンブラントの絵をディープラーニングさせて、新しいレンブラントの絵を描かせる、というプロジェクトをCMにしたものである。ING証券がスポンサーになって、マイクロソフトの全面的なバックアップの下で作られたもので、昨年のカンヌで金獅子賞をとっている。

https://youtu.be/IuygOYZ1Ngo

 実はそのコアメンバーから、この技術を使った新しいプロジェクトの相談を受けている。詳細は無論言えないが、エンタメ分野の話である。将棋のように人と対戦する領域から、人を笑わせ、泣かせ、感動させる領域へ。AIの進歩はとどまるところを知らない。ふと思う。この技術が応用されれば、複雑で難しい経営判断の指南をAIにさせることができるかもしれないと。無論、経営そのものを取って代わることはないだろうが、老害的なOB相談役のしがらみに満ちたアドバイスより、ドライで合理的なアドバイスを与えられるかもしれない。

 ところでそんな技術を「彼」が手に入れたらどうなるであろうか?いや超大国のトップの「彼」のことである。もう既に活用していて、その結果の方言・大統領令だとしたら……。「惑」「弄」どころではなく、「恐」「狂」という字の方が適切かもしれない。

  
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