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2025/12/05 桂木麻也テクノロジー覇権と資源地政学の動きが激しくなる中、日本企業は「傍観者」になっている。シンガポールに駐在中の筆者から日本人に伝えたい危機感とは?
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日本不在のアジア最前線─教育と低リテラシーが招く空洞化(2)
2025/10/09 桂木麻也日本は技術力では依然として世界トップクラスを維持しながらも、繰り広げられるサバイバルゲームの中においては、デジタルの世界同様、「仕掛け人にも買い手にもなれない傍観者」として存在感を失いつつあるのではないかという強烈な危機感がある。我々は、…
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日本不在のアジア最前線─教育と低リテラシーが招く空洞化(1)
2025/09/26 桂木麻也シリコンバレーから始まった技術革命が、今や国家戦略の中核を占める時代となった。その行方は、日本企業の未来を左右する決定的要因となりつつある。それどころか、テクノロジーセクターのメガトレンドの激流の中で、存在感が著しく低下している日本と日本…
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ASEAN駐在マネジメントに求められるM&A戦略の理解と実践(4)
2025/08/27 桂木麻也これまで三部作で積み上げた理論は、いずれも「正しく買う力」とは何かを解説している。だが、M&Aは「買った瞬間」で勝敗が決まるわけではない。むしろ、そこから歴史が始まる。買収先をどう経営し、いかに企業価値を高めていくか。これがPMI(Pos…
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ASEAN駐在マネジメントに求められるM&A戦略の理解と実践(3)
2025/07/14 桂木麻也本稿では、案件化に向けて実施すべき具体的な検討項目やアプローチ、即ちプレ・ディール戦術を整理しつつ、M&Aを「選び抜いた意思決定」に昇華させるための技術とマインドセットを明らかにしていきたい。
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ASEAN駐在マネジメントに求められるM&A戦略の理解と実践(2)
2025/06/25 桂木麻也今回はDeal Intelligence、別名「Take & Give戦略」について詳述する。このDeal Intelligenceのフェーズとは、参入したいセクターの競争環境を徹底的に調査して、自社戦略に必要と思われる先、つまり“Tak…
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ASEAN駐在マネジメントが理解すべきM&A戦略の理解と実践(1)
2025/05/23 桂木麻也ASEAN全体における日系企業のM&A件数は、コロナ前の2019年をピークに、現在もそれよりはるかに低い水準で推移しているのである。しかし各企業のM&Aアペタイトが下がっているかというと、そうではない。私がクライアントを訪問してニーズを聞…
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2022/12/26 桂木麻也あなたは、日本が恒久平和主義を掲げて憲法9条を維持する限りにおいて、未来永劫、他国からの侵略を決して受けることなく、また他国同士の戦争の巻き添えを喰うことなく、平和を維持することができると考えているだろうか?
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2022/11/17 桂木麻也日本人にとっての英語である。我々日本人は中学、高校、大学とそれなりの時間を使って英語の勉強をさせられる。2020年からは小学校でも英語学習が必修となり、日本人が英語と向き合う時間はますます増えている。しかし英語の能力を問われると、「読むの…
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2022/09/28 桂木麻也アラムナイ(Alumni)という言葉をご存知だろうか。聞き慣れないかもしれないが、これは高校や大学の同窓生という意味の英語である。アラムナイ・ネットワークとは、文字通り卒業した同窓生たちのネットワークである。訳すれば同窓会ということになろ…
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スタートアップ、新しい価値を生めない日本人
2022/08/16 桂木麻也いつの時代にも、そのような社会課題を解決しようとする起業家が存在する。実際、コロナ禍において日々の生活やビジネスにおいて我々は大いなる不便・不利益に見舞われたが、それこそが、新たなイノベーションを生む源泉なのである。
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2022/06/30 桂木麻也インフレが、大きな争点になりそうな参議院選挙だが、政党の政策からはめぼしい対策は聞こえてこない。そんな中で期待できるのが「副業」だ。
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Opportunityを見出す力を持っているか?
2022/06/02 桂木麻也米国にアメリカンドリームであるのに、日本でジャパニーズドリームに滅多にお目にかからないのは、ひとえにOpportunityの差である。それは、日本にOpportunityが存在しないのではなく、見出す力がないのである。
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リターンとリスクをきちんと教えよう
2022/05/11 桂木麻也この4月に高校1年生になった子供達の履修項目が、金融業界で話題になっている。それは、高校の家庭科に金融商品や資産運用について学ぶ単元が加わったことである。これまでも家族構成と収入・支出の関係、働き方や生涯の賃金、社会保障制度など、お金に関…
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2022/02/19 桂木麻也日本が貧しくなったと喧伝されることが多くなったが、その理由は経営者が「人財」という貴重なリソースを生かしきれていないからだ。
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2022/02/03 桂木麻也受験によって皆さんの人生は変わったであろうか? もし変わったという場合、受験は今の受験生やその次の世代にとっても、人生を左右する重要なイベントであり続けると考えるであろうか?
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ビジネスモデルはインストールされているか?
2021/12/08 桂木麻也今回は、日本人が職業を考える際に、就こうとしている仕事がどのようなビジネスモデルの下に展開されているか、そして我々自身がそれを理解した上で職業選択を行なっているかどうかを考えていきたい。
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2021/11/10 桂木麻也私はM&Aのアドバイザリーを生業としており、東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心に数多くのクロスボーダーM&Aを経験してきた。こうしたさまざまな経験談を、「Big Deal」(月刊Wedge2014年1月号~16年6月号)というタイトル…
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新春に送る日系企業へのエール
2020/01/10 桂木麻也2019年10月に発足したインドネシア・ジョコ大統領の第二次組閣において、驚きの人事があった。オンライン配車サービスの新興企業Gojekのナディム・マカリムCEOが、教育文化大臣に任命されたのである。GojekはマレーシアのGrabとなら…
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