WEDGE REPORT

2017年2月15日

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後任に2人の有力候補

 トランプ大統領はフリン氏の辞任を受けて、取りあえずは補佐官代行にケロッグ元陸軍中将を充てる人事を決めた。だが、同氏は元々フリン氏が国家安全保障問題の担当者の1人として連れてきた人物で、正式な補佐官としてとどまる可能性は小さいだろう。

 米メディアなどでフリン氏の後任として有力視されているのはロバート・ハワード海軍中将とデービッド・ペトレイアス中央情報局(CIA)元長官の2人。

 ハワード将軍は中東を管轄する中央軍の元副司令官。マティス国防長官が司令官だった時の副官とされ、長官がトランプ氏に推薦している人物と見られている。ペトレイアス元CIA長官はアフガニスタン駐留軍司令官も務めた人物。CIA長官時代に伝記作家との不倫が明るみに出て辞任した。しかしトランプ氏はペトレイアス氏を買っており、一時は国務長官候補としても検討した。

 トランプ氏は政権が混乱している印象を払しょくするためにも、また弾道ミサイルを発射した北朝鮮の脅威に対処し、過激派組織「イスラム国」(IS)の壊滅作戦を強化するためにも、安全保障問題の補佐官の空席が長引かないよう、一両日中にも後任を決定する考えだ。

  
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