「大統領がコロナ危機の共起要因」と断じた米誌報…

「トランプ大統領はアメリカのコロナ禍を世界最悪状態に至らせた中心人物」と結論付けた米有力誌の最新調査報道が、大きな話題となっている。

トランプ対中国戦略の覆い難き矛盾

ポンペオ米国務長官は先月23日、歴代政権の対中国政策を転換し「対中包囲網」を提唱する重要演説を行った。だが、トランプ政権の過去3年半余の外交実績を振り返ると、一貫性に乏しく、多くの矛盾をさらけ出している。

トランプ政権が望みを託す「2016年シナリオ」…

11月米大統領選でますます劣勢に立たされつつあるトランプ政権は、ここに来て「2016年逆転劇」に最後の望みを託している。だが、実は局面は今回、4年前と大きく異なっていることに留意する必要がある。

どちらがタフか？トランプ、バイデン両氏が中国叩…

11月米大統領選に向けたトランプ大統領とバイデン民主党候補との論戦がし烈化する中で、どちらが対中姿勢でより強硬かをめぐる話題が広がっている。

トランプ大統領ついに「コロナに完敗」、マスク着用

マスク着用を一人頑固に拒み続けてきたトランプ大統領が11日、ついに初めて公の場にマスク姿を見せた。全米で再び猛威を振るい始めた新型コロナウイルスの前に完全にシャッポを脱いだ形だ。

「Ｖ字」型か「W字」型か―米大統領選を決定づけ…

11月米大統領選が近づくにつれて、アメリカでは、コロナ禍で大打撃を受けた経済がいいかに早く立ち直れるかが目下の最大関心事となってきた。劣勢のトランプ陣営にとっては、景気の「V字回復」が最後の頼み綱となりつつある。果たして―。

「トランプがレース離脱」の噂にいら立つホワイト…

11月米大統領選でバイデン民主党候補に大きく水を開けられつつあるトランプ大統領が、あろうことか、途中ギブアップするとの観測が共和党陣営でささやかれ始め、ホワイトハウスが火消しに躍起となっている。

「たかがマスク、されどマスク」トランプ氏を悩ま…

コロナウイルス感染が再び拡大し始めたアメリカで、一人頑固にマスク着用を拒否し続けるトランプ大統領に対し、与党共和党有力議員の間からも、大統領選への悪影響を懸念する声が出始めている。

ウォール街が早くも「バイデン次期大統領」シフト…

伝統的に共和党政権支持だったウォール街がここに来て、早々と「バイデン民主党政権」誕生に備えた動きを見せ始めている。支持率低迷が深刻化するトランプ大統領への失望感の現れとみられている。

在独米軍大幅削減めぐるトランプvsメルケルの確執

トランプ・ホワイトハウスは去る５日、ドイツ駐留米軍3万4500人のうち約9500人削減方針を突然公表した。ところが、ドイツ政府側には事前に何の連絡もなく、米国内でもおひざ元の国防総省さえ蚊帳の外だった。果たして、何があったのか―。

米南部諸州で急増のコロナ感染と大統領選への深刻…

コロナ禍を軽視してきたトランプ大統領の熱烈支持州とされる南部諸州で、記録的な感染者増が軒並み報告され、ホワイトハウスが神経をとがらせている。

またも米大統領選介入が懸念される中露インテリジ…

11月米大統領選に向け、ロシア、中国の情報機関が再び何らかの介入工作に乗り出すのではないかとの見方が米政府、情報当局者の間で広がっている。

「ミサイル防衛」コンセプトにつきまとう根本的疑念

政府は15日突如、地上配備迎撃システム「イージスアショア」の配備停止を発表した。その理由として、迎撃の際、発射したミサイルのブースターが配備予定地に落下する危険が排除できないからだという。だが、根底にはそもそも「ミサイル防衛」システムその…

大統領と袂を分かったエスパー国防長官の危うい立…

全米抗議デモの暴動化に備え連邦軍投入を命じたトランプ大統領にエスパー国防長官が異議を唱えたことから、ホワイトハウス内でやり玉に上がり、苦しい立場に追い込まれている。憤慨した大統領も、一時は即刻解任に傾いたと伝えられ、その余震が続いている。

集中砲火浴びたトランプ演出「暴動鎮圧ショー」の…

トランプ大統領が自ら演出、エスパー国防長官、ミレー統合参謀本部議長、バー司法長官らを引き連れ教会前から国民向けにアピールした暴動鎮圧の“政治ショー”が各方面から予想外の批判を浴び、苦しい立場に追い込まれている。

急浮上してきた「トランプ惨敗」説の論拠と波紋

コロナ危機対応で支持率低迷にあえぐトランプ大統領が11月の本選挙で、ジョー・バイデン民主党候補相手に「地滑り的歴史的敗北」を喫するとの最新分析結果に注目が集まっている。その論拠とは――。

コロナ感染「世界最悪」に至った米国特殊事情

失業者3800万人、感染者数150万人、１日当たり死者3000人……世界最悪のコロナウイルス危機に見舞われたアメリカ。そこにはこの国ならではのいくつもの特殊事情がある。「アメリカ例外主義」と言ってもよい。

「バイデン民主党候補支持を！」侮れぬ共和党正統…

支持率低迷を続けるトランプ大統領と決別し、11月大統領選での「再選阻止」を呼び掛ける動きが共和党ベテランＯＢたちの間で活発化している。早々とバイデン民主党候補への「投票意思」を表明した有力者も少なくない。

ささやかれるトランプ再選への二つの“奇策”

コロナ危機以来、支持率低迷に悩むトランプ大統領だが、果たして11月大統領選での勝算は―。そこで最近、ワシントン政界でうわさされているのが、トランプ陣営による起死回生の二つの“奇策”だ。

要警戒！アメリカの「新海軍戦略構想」

マイク・エスパー米国防長官が、グローバル展開の従来の海軍構想に大胆にメスを入れる新計画の検討に入ったことが明らかになった。太平洋軍事プレゼンスの縮小も視野に入っており、場合によっては、これまでのわが国防衛体制の在り方についても見直しを迫ら…