魂のグルーヴを書に刻む

柿沼康二 (書家・アーティスト)

並外れた集中力と限界を突破する強靭な精神力で、まだだれも見たことがない書の新たな地平を切り開く戦いに挑む。

東京で最高齢 売れっ子現役芸者 「芸の道どこ…

浅草ゆう子（芸者）

唄や踊りが日常だった芸人の家に生まれ、13歳で花柳界へ。いま、90歳。浅草ゆう子さんの背筋を伸ばしたまっすぐな生き方に、迷いはない。

介護の世界でつかんだ 民俗学の新しい可能性

六車由実（民俗研究者）

大学の教員から介護現場への転身。飛び込んだ先は、介護というフィールド。そこで感じた民俗学の新しい可能性とは…

「モンベル」創業者 「山もビジネスも挑戦のフ…

辰野勇（「モンベル」創業者　登山家　冒険家）

20代でアイガー北壁とマッターホルンを制覇。登山で培ったリスクマネジメントをビジネスにも生かし、アウトドア用品メーカーを率いる。

日本料理を世界に広げたい

村田吉弘（料理人）

フランス料理を志し修業に出たパリで、気がつけば日本料理のことばかり考えていた。菊乃井3代目主人・村田さんの信条とは…

作り手の思いを込めた時計を届けたい

橋場悦子（時計組立職人）

初めて時計組立のラインに立った日から約半世紀。並ぶ者のない精巧な組立技術は、今日よりも明日は一歩先へと歩んできた時間の結晶だ。

被災地につくった「みんなの家」 地方から生ま…

伊東豊雄(建築家)

｢みんなの家｣は建築の原点だ―。被災地に足を運び続ける中、建築は一体誰のために造るのか、ゼロから考え直さなければいけないと感じた。

ナスカ地上絵 壮大な古代の謎に挑む研究者

坂井正人(文化人類学者)

だれが何のために描いたのか、どんな意味が潜んでいるのか─。ナスカの地上絵に隠された謎を読み解く先に、坂井が見ているものは…。

スタイリストの草分け ファッションの楽しさを…

原由美子(スタイリスト)

スタイリストという仕事を誕生させた原。40年のキャリアを振り返るとともに、彼女の目に今の日本のファッションはどう映っているのか―。

瀕死の遭難事故を乗り越え ヒマラヤ8000メ…

竹内洋岳（プロ登山家）

死と直面した遭難事故を乗り越え、何が起こるかわからない恐怖に何度も挑みたくなるもの、それを楽しいと感じさせるものは何なのか。

佐伯泰英 不遇の時代からベストセラー作家へ …

原稿を受け取ってくれる出版社があって、それが読者に届くことがどんなに幸せか。今日も机に向かえることが、このうえない喜びだ。

カプコン創業者が生み出した 「奇跡のワイン」

辻本憲三（ワイナリーオーナー）

ゲーム界を牽引してきたものづくりの精神とありったけの情熱で、カプコン創業者は世界から注目される奇跡のようなワインを生み出した。