チベットがいま、燃えている

年明けにも相次いだ僧侶による焼身自殺。現在のチベットと中国、さらに周辺国の近況を伝える。

チベット人の正月は中国の正月にあらず

多くの中国人が旧正月を祝う1月23日、東チベットでは、チベット人と当局との衝突が発生、多数の死傷者が出た。その理由は「正月」にあった。

台湾総統選 国民党の微妙な勝利

今回の台湾総統選で勝利した国民党には、中国やアメリカの支援といった、さまざまな追い風が吹いていた。だが、何となく微妙な勝利だ。

【現地ルポ】台湾総統選 対中政策が分かれ目に

馬氏の対中路線は信任

馬総統が勝利した台湾総統選。蔡英文氏は辞職表明したが、中台関係の将来を見据えると4年後に再び好機があるかもしれない。現地からの報告。

帰省の切符を買えない中国の新世代農民工

出稼ぎ労働者の尽きぬ悩み

旧正月の帰省ラッシュが社会問題となっている。中国の出稼ぎ労働者たちは、なぜそんなにも故郷へ帰ろうとするのだろうか。

北極で濃さ増す中国の影

中国が北極に寄せる関心を露わにするにつれ、利害をもつ各国に波紋を呼んでいる。

2012年 中国社会で巻き起こる「革命」論争

胡錦濤体制最後の年となる2012年。秋の党大会へ向け、「安定」を求める共産党・政府。だが、足元では、さまざまな革命論争が沸き上がっている。

中国が金正恩を見捨てる日

金正日総書記死去を受け正恩氏の指導力が注目されている。中朝友好を演出してきた中国だが、正恩氏の行動次第では態度が変わる可能性もある。

中国人富裕層の「夜逃げ」が広がる2012年

中国経済が、いよいよ下降局面に入りつつある。今後、急速な高齢化に直面する中、富裕層の「夜逃げ」が広がる可能性も予測されている。

文化大革命さながらの弾圧続くチベット

僧侶らの焼身自殺12人に

またもやチベットで焼身自殺者が発生した。いま、チベットでは、文化大革命さながらの大弾圧が行われている。日本も無関心ではいられない。

すし詰めスクールバス事故の悲劇 弱者無視の中…

19人の園児が死亡したスクールバス事故。定員9人のバスに64人を詰め込んだこの事件から、何が見えてくるのだろうか。

中国に丸投げ ルーマニアのインフラにブルガリ…

ルーマニアとブルガリア。決して経済規模は大きくなく、工業化も遅れているこの国々に、中国が進出する理由とは。

衝撃 チベットで相次ぐ僧侶の焼身自殺

チベットで今年3月以降、僧侶の焼身自殺が相次いでいる事実をご存知だろうか。殺傷を厳しく禁じるチベット仏教の教えになぜ背くのか？

中国から「脱出」し始めた中国人富裕層

中国人富裕層の6割近くがいま、移民しているか移民志向であるという。なぜ移民ブームは起きているのか。背景を探った。

６中全会で露呈した 中国共産党ガバナンスの限界

先月の6中全会で中国共産党が打ち出した「文化体制改革の深化」――。だが、新味が感じられない内容で、ガバナンスに限界が見え始めている。　　

カザフスタンと自由貿易地域開発 中国の狙いは…

深化の一途をたどるカザフスタンと中国。カザフがロシアと関税同盟を結んでいるだけに、有望消費地を見据えた中国の思惑も垣間見える。

悦悦ちゃんひき逃げ事件 中国人はなぜ無視した…

2歳の女児がひき逃げされた事件を機に、「中国人ってやっぱり……」と、感じた人もいるだろう。だが、これはそれほど単純な問題ではない。

金・コネが蔓延 腐敗だらけの中国教育事情

日本で話題になる中国のエリート教育。だが、足元では金・コネが蔓延し、社会の底辺から抜け出せない子どもたちがいることにも目を向けるべきだ。

広東省女児ひき逃げ事件が 突き付ける中国共産党…

広東省で発生した女児ひき逃げ事件。2度も車にはねられ、通行人18人は見て見ぬふりという、凄まじい事件が中国社会に突き付ける課題とは。

終わらない中国の民族対立 その深層

今月、米国のある委員会が中国の人権弾圧は世界で最大・最悪だと評した。のみならず、民族対立も辛亥革命から百年経っても終わっていない。