金銀きらめく京蒔絵の優美な世界へ

東京都中央区・三井記念美術館　2011年9月17日～11月13日

日本を代表する工芸品の一つである漆器。金銀まばゆい蒔絵が施された器はそれだけで一つの芸術作品のようだ。

芸術の宝庫 千年の都の栄華がよみがえる

東京都墨田区・江戸東京博物館　2011年9月23日～12月11日

市内の博物館が所蔵する約140作品を公開というかつてないスケール。独自の文化を築いてきた水の都ヴェネツィアがよみがえる展覧会。

伝説の巨人を鎮める大きなわらじ

三重県志摩市・波切神社および須場の浜　2011年9月14日（本祭）・17日（イベント）

伝説の巨人の民話をもとにした伝統行事「わらじ祭り」。長さ2.5メートルの大きなわらじを若い衆が浜まで運べば、盛り上がりは最高潮に。

玄奘三蔵の旅

名僧・三蔵法師も“自分は仏教を理解できない凡夫ではないか”と悩み続け、『西遊記』の旅に出た。長い心の旅を続けた者だけに光が訪れる。

山里の空を焦がす大松明

「松上げ」

洛北から若狭にかけての山間の里村を中心に残る、伝統行事「松上げ」。神社への献火であった松明行事に、盆の送り火の意味合いが加わった。

夜空に浮かぶ精霊送りの火

「五山送り火」

京都、8月16日の夜は、五山の送り火。家に迎えた先祖の霊魂が、再び冥界へと迷わず戻っていけるように、お山に火を灯して送る。

六道さんで始まる京のお盆

「六道まいり」

8月13日からのお盆直前の7日～10日に、ご先祖様の魂を迎えにいくという京都の風習・「六道まいり」。迎え鐘を撞く音が鳴り響く。

恐るべし京の王道

夏越える元気をくれる京の味　最終日

京の名物モーニングから、涼をとるにぴったりの宇治氷。そして最後の夕食は、王道・京料理。京都の夏に満ち足りる。

だし文化の地の前衛

夏越える元気をくれる京の味　2日目

京都美食の旅・2日目は、だしの文化の地を実感する「そば」と、なんと「フレンチ」を食する。

古都の夏バテ対策

夏越える元気をくれる京の味　1日目

冷房が控えめな今夏、夏バテ対策のメニューや涼やかな献立が楽しめそうな京都へ、二泊三日の美食行脚！

密教美術による曼荼羅空間が出現

東京都台東区・東京国立博物館
2011年7月20日～9月25日

空海の人物像、唐での授業時代、帰国後の密教の布教活動、弟子への受け継ぎ…。密教宇宙の世界に浸る。

パリを愛した画家 フジタの創作秘話とは

神奈川県箱根町・ポーラ美術館　～2012年1月15日

レオナール・フジタの才能を育んだパリ。その創作の場に焦点を当てた展覧会は、フジタのパリへの想いでいっぱいだ。

大提灯につづられた 歴史絵巻に灯がともる

愛知県西尾市・諏訪神社
2011年8月26～27日

うなぎの養殖で有名な愛知県西尾市一色町で開催される大提灯まつり。時を経て代々伝わる巨大な提灯に込められた熱い思いとは。

カレーはご馳走！　 伊勢志摩、海の味

クラシックホテルの隠れメニューは、大ぶりの伊勢海老が一匹入ったリッチすぎるカレー。ソースにエビのミソと野菜のハーモニー。唸るほど旨い。

時代を超越した 完全な美とは

東京都台東区・国立西洋美術館　
2011年7月5日～9月25日

人間の身体こそが、美の極致。古代ギリシャの人々がたどり着いた理想の「美」を表すギリシャ美術の名品が、大英博物館からやってくる！

絵画に込められた 思いを読み解く

京都市左京区・京都市美術館　
2011年6月25日～10月16日

日本でも人気の高いフェルメール。今夏は日本初公開となる「手紙を読む青衣の女」がやってくる。鮮やかなフェルメール・ブルーをご堪能あれ。

闇夜に火花を散らして　 大蛇がパレード

福岡県大牟田市・大正町おまつり広場　
2011年7月23～24日

花火を散らしながら巨大な山車“大蛇山”が練り歩き、1万人が総踊り。300年続く大牟田の夏祭りはスケールも賑やかさもハンパない！

左党も唸る砂糖　 阿波和三盆糖

たかが砂糖と侮るなかれ。最高級の和三盆は、職人の“研ぎ”が入った人肌のようななめらかさ。食通・森枝卓士が阿波の地に老舗を訪ねた。

印象派からポスト印象派まで　 門外不出の名画に…

東京都港区・国立新美術館　
2011年6月8日～9月5日

ワシントン・ナショナル・ギャラリーの印象派、ポスト印象派の作品群から、マネ、ルノワール、モネら日本人に人気の画家の名作83点が来日。

近代日本絵画の巨匠となった 画家の生涯とは

京都市左京区・京都国立近代美術館　
2011年5月27日～7月10日

今年は、夭折の天才画家、青木繁の没後100年。大回顧展を通して生命力溢れる作品の数々や、明治浪漫主義の時代の息吹を感じてみたい。