「経済」の最新記事一覧
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日本の努力を反映した公正な数値を示せ
2009/05/20 市川祐三まもなく首相が決断するとみられる温室効果ガス削減の中期目標。先導的役割を果たすために高い数値を掲げよとの情緒論は完全な誤りだ。世界最高の低炭素社会を実現した日本が掲げるべきは「05年比▲4%」である。
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ご都合主義の受入れ策に異議!
2009/05/20 WEDGE編集部大不況で働く場所が失われていると思いきや、単純労働から高度人材まで外国人が必要不可欠な人材として重みを増している。現場からは「日本人より頼りになる」との声があがる。不況の今こそ長期的視野で受入れ態勢を議論すべきだ。
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新色発表会速報・キングジムのニッチ開発
2009/05/14 友森敏雄「メールにインターネット、ゲームに音楽、ビデオ編集。これすべてできません」――書くことしかできない、デジタルメモ機「ポメラ」が売れに売れている。
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シャープの大転換
2009/05/07 WEDGE編集部4月8日、シャープの経営戦略説明会。片山幹雄社長は、業績下方修正と引き換えに、新しいビジネスモデルの導入を高らかに宣言した。キーワードは「地産地消」と「エンジニアリング」。社運を賭けたかに見えるこの大変革を、どう捉えればよいのだろうか。
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脆弱な財政構造と不十分な平時の備え
2009/05/01 中島厚志4月27日に国会審議が始まった「経済危機対策」。過去最大の規模といい、"環境"にシフトした内容といい、賢明で力強い支出と評価できるが、一方で気になるのは、恒久的であるべき施策が時限的になっていることだ。
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日本の強みとなすべきこと
2009/04/28 WEDGE編集部欧米中の太陽電池ベンチャーに猛追される日本勢。その強みは40年以上積み上げてきた生産技術と信頼性の実績にある。「太陽電池技術の次なるステップを担うのは我々だ」と自身を見せる日本勢だが、半導体や液晶の失敗の歴史を繰り返さないために、企業と国…
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井口 郁さん(4輪営業部主任)
2009/04/28 池原照雄4月の新車乗用車販売ランキングでトップに躍り出た「インサイト」。ヒットの裏側には、会社の抜擢を受け、「新時代の環境車のスタンダードを作る」という大役を見事に果たした井口郁さんの豊富な知識と柔軟な発想力があった。
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復権図る日本をとりまく悲観論
2009/04/22 WEDGE編集部投資マネーと迅速な経営判断で急成長する、欧米中の太陽電池ベンチャー。70年代から唯一研究・生産を続けてきた日本メーカーは、軒並み大きくシェアを失った。経産省は補助金を復活し、日本の雄シャープは社運を賭けてビジネスモデルを一新する。多くの悲…
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いよいよ激化する世論との駆け引き
2009/04/08 中島厚志就任後全速力で駆け抜けるオバマ大統領だが、いよいよ100日間の“ハネムーン”期間が終了する。これまではブッシュの積み残しの後始末ばかりだったが、これからは大統領選で叫び続けた「チェンジ」の具体的内容を示すことになる。経済から外交・安保まで…
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2009/04/03 原田 泰
2月23日、厚生労働省が示した年金の財政検証結果をめぐって、批判が集中した。政府公約「所得代替率5割」の確保のために、前提を甘めに見積もっているからだ。振り返れば、「年金改革」と称するものは常に小手先の数字合わせにとどまり、「消えた年金」…
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2009/03/27 池原照雄
なぜフィルムメーカーが? と、ユーザーの驚きをもって迎えられた女性用のスキンケア化粧品だ。蓄積されたフィルム技術から生まれたものであり、フィルムがヒトの肌と似たような組成となっていることを知ると頷ける。
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2009/03/27 WEDGE編集部
携帯電話やデータ通信は日本が世界を牽引する数少ない分野のひとつ。2010年には光ファイバー並みと言われる、次世代(3.9世代)携帯電話サービスが始まるが、市場の飽和感で事業者のインフラ投資への意欲は減退している。通信行政のさじ加減を間違う…
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内外経済が底入れに向かう兆しに注視を
2009/03/13 中島厚志景気観測は悲観一色だが、よくみてみると、上向きつつある経済指標は存在する。これから主要国での経済対策の効果が出始めることも勘案すると、今後の焦点は、どれだけ景気が悪化するのかということより、いつ日本や主要国の景気が底打ちするかに移りつつあ…
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2009/02/27
急速な景気悪化で、軒並み赤字決算に陥る日本の大手電機メーカーだが、活況を帯びる格安ミニノートパソコンで台湾勢に後塵を拝する姿を見れば、長年の課題であるコモディティー化に未だ対応できない姿が浮かび上がる。高機能化で消費者を高価格品に誘導し、…
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2009/02/20 WEDGE編集部
雇用環境の急変に、珍しく政治の対応も早かった。「介護、農業を雇用の受け皿に……」。一石二鳥とばかりに政治家は自画自賛するが、自らの失政のツケを忘れたとはいわせない。長時間労働、低賃金で、資格を持つ人でも仕事に就かない介護。「バラマキ」を続…
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戦後最悪の世界同時不況が日本を襲う
2009/02/20 中島厚志戦後最悪の同時不況に突き進む世界経済。見逃せないのは消費者マインドの急速な悪化だ。一時的な景気刺激策ももちろん必要ではあるが、日本経済の内需主導型成長を根本的に実現するためには、社会保障制度の抜本見直しによる将来不安の解消が極めて大きな意…
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ミツカン 納豆「金のつぶ あらっ便利!」
2009/02/20 池原照雄容器に納豆と、裸のままのゼリー状のタレが区分けされて入っている。納豆を覆うフィルムを廃止し、食べるまでのわずらわしさを軽減した。見慣れないタレへの関心もあり、2008年9月の発売以来、1月上旬までに1億2000万食を売るヒットとなった。
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自給率UPだけで大丈夫?
2008/12/20 WEDGE編集部「食料自給率0%」を掲げ、海外農業への投資を始めるサウジアラビア。世界中で農地争奪戦が行われる中、日本がとるべき戦略とは。
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