オモロイ社長、オモロイ会社

2017年7月13日

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杉浦佳浩 (すぎうら・よしひろ)

代表世話人株式会社代表

三洋証券株式会社入社(昭和62年)。鹿児島支店にて勤務。地元中小企業、個人富裕層の開拓を実施。 日経平均最高値の2カ月前に退職。次に日本一給与が高いと噂の某電機メーカーに転職。埼玉県浦和にて、大手自動車メーカー、菓子メーカー、 部品メーカー等の主力工場を担当。 退職時は、職場全員から胴上げ。そして、某保険会社に20数年勤務後、平成26年末に退社。在社中は、営業職、マネジメント職を経験して、リテール営業推進、若手人財育成を中心に担当していた。 社外の活動も活発に行っていた。平成27年1月1日、代表世話人株式会社を設立。
同社代表取締役に就任。世話人業をスタート。

本社所在地を大阪府四条畷市にしているワケ  

 松林さんのストリート・スマート社について、日本(大阪・東京)とタイに拠点があり早い段階から海外を見据えていたそうです。現在創業から8年目、社員は22名、今まで日本での退職者は0人。メンバーの7割が女性、2割が1〜5歳の子供さんを在宅で育てながら仕事をされているそうです。売上については非公表。最近は在宅ママワーカーからの紹介でママ友の入社が増えているそうです。松林さんの拘りのひとつが、本社を地元大阪の四條畷市に置いていること。理由は、世界的企業に育った、パナソニックの本社が隣の門真市、その隣の市から世界企業になること、それが我々であると決めておられます。

 実際に在宅ママワーカーさんがストリート・スマートに転職して、「子供を持ちながらの出勤活動をしていた際は、保育園に預ける→出勤→保育園へお迎えに→帰宅→慌ただしくの家事の毎日連続でした、保育園にいる間にいつの間にか色々なことができるようになっていて、1番成長する時期を見逃してしまった寂しさもありました。 現在、長男は小学2年生、1歳の次男がいます。 在宅ワークのおかげで、毎日次男の成長を見ることと、仕事をすることを両立できています。 次男が靴下を履いたり、音楽に合わせて手を叩いたりなど、小さな「初めて」を見るたびに、今の働き方をさせていただけることのありがたさを実感します」

 このような在宅での働く喜びと家族とのふれあいが、周りのママ友に広がり大きな働き手の力になっていると松林さんは話します。

2017年2月 働き方のカンファレンスを開催 虎ノ門ヒルズが満杯に

 多様性ある働き方の創出を目指して、団体も設立。2016年に働き方を選択できる社会づくりを目指して、一般社団法人at Will Workを設立しました。働き方改革や生産性向上を目的として、大企業のクラウドサービス活用ニーズが増えて取引も拡大していく一方でクラウドの活用だけでは変えられない部分があることがわかりました。クラウドサービスを活用することで非常に柔軟な働き方を実現できるにも関わらず、社内の文化や制度づくりなどが旧態依然として伴っていないとなかなか変えていけないという現実を打破すべく、この協会をIT活用に関わる仲間達と設立しました。

at Will Workのメンバー

 急激な経済発展が見込まれない一方で、寿命が延び、働く期間もさらに延びると言われる現代社会においてはこれまでのような画一的な働き方ではなく、1人1人それぞれが意志をもって自分にあった働き方を選択していくことが大切ではないかと考えているそうです。ただ多様な働き方をしていくにも情報がなければ選択できない。だから多様な働き方についての情報を知ることができるプラットフォームになるべくat Will Workでは虎ノ門ヒルズでの未来の働き方を考えるカンファレンス、そしてWork Story Awardを開催していきます。その他にも自治体と連携して新しい働き方の事例づくりや政府と連携した勉強会の発足などの活動も実施していく予定です。

 国内企業のあちこちで起こっているIT活用のジレンマをトレーニングだけでなく情報発信、多様性ある働き方文化の創出まで見据えて活動領域を広げる松林さん、世界への次の戦略も着々と試みようとしているそうです。

  
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